平成14年11月23 日(土)13:20〜16:50
香川県歴史博物館 大ホール
〒760-0030 香川県高松市玉藻町5番5号 TEL 087-822-0002
JR高松駅から徒歩で約10分
平成14年11月24 日(日)10:30〜17:00
川崎医療福祉大学 大講堂2601
〒701-0193 岡山県倉敷市松島288 TEL 086-462-1111(代表)
JR中庄駅から徒歩で約10分
参加費:無料(但し、資料代として1,000円)、日本語通訳あり。
両日ともに内容は同じですが、24日(倉敷会場)の方がより詳しい講演内容となります。どちらか1日参加、両日参加、いずれでも結構です。
なお、日本医師会会員、日本歯科医師会会員については、当日、それぞれの受付にて資料、生涯研修の単位認定証をお渡しいたします。
企画・計画
T 在宅ネットワーク香川総会
平成14年11月23日(土曜日)
(日本歯科医療福祉学会特別企画in香川)
後援:香川県、香川県社会福祉協議会、香川県医師会、香川県歯科医師会、香川県栄養士会、香川県歯科衛生士会、川崎医療福祉大学、他
U 川崎医療福祉大学主催国際シンポジウム
平成14年11月24日(日曜日)
(日本歯科医療福祉学会特別企画in岡山)
後援:岡山県、岡山県教育委員会、岡山県社会福祉協議会、岡山県医師会、岡山県歯科医師会、他
講演T(14:40〜15:10)
「米国における痴呆性高齢障害者対策の最新の動向に学ぶ」
マシュー ジャニッキー教授(Matthew P. Janicki)
講演U(15:10〜15:40)
「Person Centered Planningの先進性と課題・展望」
スティーブ ホルバーン博士(C. Steve Holburn)
講演V(15:40〜16:10)
「知的障害高齢者の先進的ファミリ−・サポートと実践紹介」
ターマー ヘラー教授(Tamar Heller)
質疑応答(16:10〜16:30)
座長のまとめ(16:30〜16:40)
W 閉会の辞(16:40〜16:50)
日時:11月24日(日曜日)10:30〜17:00
場所:川崎医療福祉大学 大講堂2601
シンポジウム代表世話人 武田則昭(川崎医療福祉大学教授)
T 開 会(10:30〜10:32)
U ご挨拶(10:35〜10:50)
江草安彦(川崎医療福祉大学学長)
長坂信夫(朝日大学学長)
V シンポジウム概説(10:55〜11:05)
武田則昭(川崎医療福祉大学教授)
W 第一部 ワークショップ(11:10〜12:20)
座長(総括) 岡田喜篤(川崎医療福祉大学副学長)
アーサー ダルトン博士(Arthur J. Dalton)
X 第二部 シンポジウム(13:30〜16:55 )
座長(総括) 末光 茂(川崎医療福祉大学教授)
講演T(13:30〜14:20) 座長 上原 進(川崎医療福祉大学教授)
「米国における痴呆性高齢障害者対策の最新の動向に学ぶ」
マシュー ジャニッキー教授(Matthew P. Janicki)
講演U(14:30〜15:20) 座長 中園康夫(吉備国際大学教授)
「Person Centered Planningの先進性と課題・展望」
スティーブ ホルバーン博士(C. Steve Holburn)
講演V(15:30〜16:20) 座長 渡邊勧侍(岡山県立大学教授)
「知的障害高齢者の先進的ファミリ−・サポートと実践紹介」
ターマー ヘラー教授(Tamar Heller)
Y 閉 会(16:55〜17:00)
講師プロフィール
アーサー ダルトン博士(Arthur J. Dalton)
・ニューヨーク州発達障害基礎研究所(IBR NY) 加齢政策センター 副センター長
・ニューヨーク州発達障害基礎研究所 加齢研究センター 副センター長
・前カナダ アルツハイマー学会会長
・NIH ダウン症高齢者のビタミンE療法 研究主任など、他多数
知的障害や発達障害の分野で30年以上の研究歴を有し、アルツハイマー病の本人及び家族のケア/支援についての専門的かつ実践的研究を欧米諸外国で展開している。その業績は高い評価を受けており、論文、著書は多数にのぼる。代表的な著書として日本でおなじみの「痴呆、加齢、知的障害」ハンドブック(BRUNNER/MAZEL社出版)などがある。
昨年度からはNIHの大型研究プロジェクト(研究総額5億円強)「ダウン症の高齢者の痴呆予防」の研究主任を務め、欧米諸外国の23大学/研究所の協力の下、精力的に研究を展開しており、「痴呆の進行防止・予防薬」については米国大手製薬会社からも注目されている。今回のシンポジウムではそれらの関連の研究や成果を中心にご講演・指導をいただく。
マシュー ジャニッキー教授(Matthew P. Janicki)
・アルバニー大学(ニューヨーク州)知的障害者センター所長、研究教授
・米国シカゴ市、イリノイ大学・障害と人間発達研究所リサーチ准教授
・老化と精神障害のリハビリテーション研究訓練センター技術支援部長
・前ニューヨーク州知的障害および発達障害局高齢者等担当課長など、他多数
一年の研究休暇をジョセフP.ケネディJr.財団の公共政策主任研究員として、国立老化問題研究所と米国上院議会で過ごす。老化問題、痴呆、公共政策、知的・発達障害者のリハビリテーションに関する著作多数。世界中で老化問題や知的障害について講演と研修を行う。米国での知的障害と発達障害国際会議長をつとめ、現在も老化問題特別研究会議長と国際知的障害研究協会(IASSID)の財務担当をつとめている。
スティーブ ホルバーン博士(C. Steve Holburn)
・ニューヨーク州発達障害基礎研究所(IBR NY) 応用行動分析部 主任研究員
・ニューヨーク州発達障害基礎研究所 Person-Centered Planning 部 主任研究員
・学士:ニューヨーク州立大学、修士:シラキュース大学、ボール州立大学、博士:ニューメキシコ大学
現在は国際的に評価が高く、障害者、加齢、遺伝子解析等の分野で著名な研究者を多数輩出しているニューヨーク州発達障害基礎研究所で主任研究員をつとめる。ここ最近米国で特に注目されるPerson-Centerd-Planningの研究では指導的役割を果たしている。今回は本年度Person-Centerd-Planningについて博士が執筆した教科書の概説、米国/世界における最新情報について紹介していただく予定である。この分野では米国の若手研究者の第一人者として評価が高い。
ターマー ヘラー教授(Tamar Heller)
・イリノイ大学シカゴ校 健康人間発達科学部 障害・人間発達大学院 教授 学部長
・イリノイ大学シカゴ校加齢・発達障害研究センター 教授 所長
・イリノイ大学リハビリテーション・教育研究センター 教授 所長など、他多数
・米国加齢研究プログラム 研究主任
・家族研究・サービスプログラム 研究主任
・各種国際的学術雑誌 編集委員、委員長など、他多数
・学士:ウイスコンシン大学、修士:ルーズベルト大学、博士:イリノイ大学シカゴ校
現在は国際的に評価が高く、障害者、加齢、遺伝子解析等の分野で著名な研究者を多数輩出しているイリノイ大学シカゴ校において、大学教授、助教授、助手、研究者、研究助手、大学職員併せて192人を擁する障害・人間発達学部(1年間の研究費25-30億円)の長として、全米のみならず欧米諸外国で活躍している。研究分野は多岐にわたるが、最近では高齢者(知的障害者や各種の障害者を対象)の脱施設化に際しての心理行動科学的研究(当事者や家族のパニック、適応行動、サポートシステム、家族支援)、THP(健康づくり、ヘルスプロモーション、肥満予防)、権利擁護、死・死亡の教育などで国際的に注目されている。教授は米国政府の指定特別研究機関の所属長を務める傍ら、各種の学会長も務める。昨年度は、イリノイ大学シカゴ校を中心に70年以上に渉って開催されている、知的障害者の分野では世界でも有数の高齢者や障害者のリハビリ等を研究する国際専門学会・シンポジウムの会長を務めた。