2010年08月06日  イベント・学会

高校生のサイエンスキャンプを開催

 7月31日(土)に、「高校生のサイエンスキャンプ~香川の医療系3大学で学ぶ生命科学の最前線~」を開催しました。香川大学医学部では、細胞情報生理学講座(徳田雅明教授ほか)が担当し、「希少糖を学ぼう!」と題して、「アリはどの糖が好きか」「いろいろな糖の甘味を試そう」「イースト菌はどの糖を分解できるか」という身近な題材を用いて希少糖について学べる実習を企画しました。
 県下の7高等学校から高校生10名のほか、中学生1名と大学生3名が参加し、3グループに分かれて楽しく実習を進めました。実習の合間には、希少糖D-プシコース入りのドーナツやゼリーの試食、希少糖存在下で培養した癌細胞の顕微鏡観察を行いました。こうした若い学生さんの中から、希少糖研究の後継者が出てくることを期待しています。

 今後のサイエンスキャンプは、第2回目が9月5日(日)に香川県立保健医療大学で、第3回目が10月17日(日)に徳島文理大学香川薬学部・理工学部で行われます。