2010年06月10日  国際交流

ロンドン大学セントジョージ医学校よりピーター・マックローリー教授が訪問されました

 5月23日~27日に、ロンドン大学セントジョージ国際交流担当副学部長で医学・保健教育センター長のピーター・マックローリー教授をお迎えしました。マックローリー教授は、医学教育におけるパイオニアとしてイギリス国内のみならず広く国外(ブルネイ・ダルサラーム大学など)において、医学教育についての指導や協力をされています。5月24日には、医学教育を担当する教員と合同で「医学教育セミナー」を開催し、日本の医学教育や香川大学医学部の医学教育について紹介するとともに意見交換を実施しました。その後、教員向けのFDとして、
"Demonstration of the Progressive Release Version of Problem Based Learning"
と題してチュートリアル/PBLのデモンストレーションを行っていただきました。それに引き続いて、Overview of changes in medical education "Good Ideas in Medical Education from around the World: a personal reflection on 20 years involvement in curriculum development".と題して講演をしていただきました。教育に熱心な教員が多数参加してのインターアクティブなFDになりました。
  25日には、本学の学生を対象とした講演会が実施されました。まず学生たちから、ロンドン大学セントジョージ医学校での研修報告、ブルネイ・ダルサラーム大学との交流活動報告が行われました。その後"Student exchanges and electives: how to get the most out of them"と題して、学生の時に海外留学をすることの意味について語っていただきました。長年の経験に裏打ちされた説得力のあるお話があり、参加した学生の心をつかんだようです。講演会終了後には学生が主催した懇親会にも出席していただき、和気藹々の雰囲気の中で学生たちからの活動報告や様々な質問に対応していただきました。