2012年11月09日  その他

地域医療教育支援センター運営委員会が開催されました

平成24年10月2日に高松市内で平成24年度第1回地域医療教育支援センター運営委員会を開催しました。出席者は、当センターの構成員である内海、土庄中央、陶、坂出市立、香川済生会、三豊総合病院と綾上診療所の代表者、当院の千田病院長、石田前病院長、当センター学内運営委員らと、香川県庁からは東原医務国保課長らの総勢21名でした。最初に千田病院長から27年度に計画されている卒後研修制度や専門医制度の改正に備えて、卒前教育が重要となる中、地域医療実習(5、6年生が、同センターに含まれる地域医療担当病院に出向いて行う体験型の実習)に関する関連施設のご尽力に感謝していますとの挨拶がありました。続いて、10番目の新しい教育施設として香川県立白鳥病院の参加が承認され、同センターの上半期の事業・会計報告に続いて、今年4月にオープンした臨床技能訓練施設(スキルスラボラトリー)のウェブサイトと医学部外からの利用方法の説明がありました。続いて、今年度の地域医療実習について、学生の到達度や実習サービスの評価を数値化して解析した結果、昨年の同時期に比べて成績が概ね向上していること、また、この実習を通して、地域医療のイメージがつかめた、将来これに従事してみたいとする学生が8割を超えるなど、その意義を裏付けるデータが報告されました。さらなる充実のために、学生の滞在が半日~1日の施設は、2日コースにするなどの提案があり、来年度の時間割に早速取り入れることで意見が一致しました。最後に石田前病院長から、当センターは継続性を担保するため附属病院内に設置したので、今後、さらに各施設の特徴を生かした地域医療実習、シミュレーション教育などを発展させて欲しいと挨拶があり2時間に及ぶ会議を終了しました。