国際医動物学

新井明治 准教授

わずか数ミクロンのマラリア原虫から全長10メートルを超えるサナダムシ、さらに病原体を運ぶ蚊やダニなど、人体に病害をもたらす生物を扱う学問です。

教 育

日常診療において遭遇する可能性がある寄生虫症・衛生動物関連疾患に対応できるよう、人体に寄生する寄生虫と病原体の媒介や中毒の原因になる衛生動物について、分布・形態・生活史・病理・症状・診断・治療・予防等の知識を習得する。寄生虫症は人間の行動・生活・環境に深く関わっていることから熱帯医学、旅行医学、環境医学、国際保健等の幅広い視点からも考察を深めて欲しい。

研 究

  1. マラリア原虫の蚊体内発育ステージの培養:媒介蚊(ハマダラカ)に感染させなければ得られなかった虫体を培養で作らせることで、新規薬剤開発やワクチン標的分子の同定等の研究に役立てる。さらに培養由来スポロゾイト(蚊からヒトに注入される感染型虫体)による生ワクチンの開発を目指している。
  2. 感染者からハマダラカへの伝播をブロックする薬剤(伝播阻止薬)の開発
  3. ハマダラカを退治すればマラリア流行はなくなる→環境に負荷を与えない新しい防除法の開発(マラリア以外の蚊媒介性感染症にも有効)

教職員

職名 氏名 専門分野
准教授 新井 明治 寄生虫学、マラリア学
助教 田中 健Q マラリア学