地域から世界へ
人と人を繋ぐ公衆衛生学
私たちは「実践科学としての公衆衛生学」を学び、経験してもらうことで、地域から世界で活躍できる未来の公衆衛生・健康危機管理人材を育成します。
人間社会環境医学講座では衛生学教室と共に以下の科目を担当します。
【医学科】
• 生物統計学(後期)
• 衛生学・公衆衛生学(前期)
• 社会医学実習(前期)
• 医科学研究(1〜3月、5週間)
• 医学実習Ⅱ(3週間×9クール)
【大学院博士課程】
• 健康危機管理論、生物統計学、臨床疫学、国際保健論
公衆衛生学教室は、大学医学部の講座として社会に貢献する責任と誇りを持ち、実験・疫学・フィールド研究を統合した最先端の研究(Cutting Edge Public Health Research)を展開しています。地域の課題から国際的な健康問題まで幅広く取り上げ、得られた知見を社会実装や政策提言に繋げることで、社会に貢献することを目指しています。
また、国内外の研究室や行政機関と垣根を越えた共同研究を積極的に進め、社会医学の発展と全人的な医師・研究者の育成に取り組んでいます。
【研究テーマ(関連する領域)】
• 医療災害・健康危機管理に関する研究(行政)
感染症や災害時の医療対応に資する研究を通じ、地域の公衆衛生に貢献します。
• 生活習慣病等の予防法開発と社会実装(臨床医学、ヘルスリテラシー)
肥満・脂肪肝・糖尿病などの予防に向け、食環境や生活習慣の改善策を明らかにし、地域・教育現場へ還元します。
• インド太平洋・アフリカ地域の国際保健研究(フィールド研究)
現地調査と国際連携を通じて、感染症対策や保健医療体制の改善に寄与します。
• 環境因子による免疫影響の解明(実験研究)
マイクロ・ナノプラスチックなど新興環境因子が免疫応答に与える影響を解明し、健康リスク評価や規制の科学的基盤を提供します。
• 地域におけるメンタルヘルスの研究(学校保健)
学校・職域・地域社会におけるメンタルヘルス支援の方法論を研究します。
私たちの研究や日々の活動の様子は、公衆衛生学教室ホームページでご覧いただけます。
職名 | 氏名 | 専門分野 |
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教授 | 春里 暁人 | 公衆衛生学 |
准教授 | NLANDU R. NGATU (ランドウ R. ガツ) | 公衆衛生学、環境衛生学、グローバルヘルス |
助教 | 神田 かなえ | 公衆衛生学、体力医学 |
事務職員 | 藤澤 希世 |