老年看護学

老いや病いに意味はあるのだろうか?

教 育

 看護学科の学生に対する教育は、老年看護学と統合実践看護学を担当する。講義は、老年看護学概論、老年援助論、看護研究等を行う。老年看護学概論は、高齢者の体験談や高齢者疑似体験等から、高齢社会の現状や課題、高齢者や家族の理解を深める。老年援助論では、ロイ看護論の展開や食事の援助の演習等具体的に体験しながら、病気の高齢者や家族の看護を習得する。
 実習は、香川大学医学部附属病院において入院支援・退院支援に焦点を当てた老年看護学実習と、高齢者福祉施設において認知症高齢者と家族のケアに焦点を当てた老年生活援助実習を行う。統合実習では、看護実践能力を高め、就職に向けてパワーアップを図る。これらの教育を通じて、学生は高齢者が活き活きと発達し続ける存在であることを学び、その人らしく生きることを支える看護について学ぶ。

研 究

人が病気や様々な刺激を受けて、人間的に変化するプロセスに注目している。その中でストレスを乗り越えて、人生の課題を達成できる人々がいる。認知症高齢者の体験、ターミナルのがん患者とその家族の体験、慢性疾患の患者の体験等を通して触れることができる。
学生は、老いや病いを持つ高齢者に接する中で、研究テーマを決定する。今までに難病を持つ人の病の意味、ケアを受ける高齢者や家族の思い、施設の看護・介護スタッフのBPSDが出現している認知症高齢者への思いと関わり等について研究している。

教職員

職名氏名専門分野
教授 大森美津子 認知症高齢者のケア、高齢の慢性疾患患者の体験
助教 西村 美穂 高齢者の生を支えるケア、がん患者の感情
助教 森河 佑季 認知症高齢者における生活環境の意味付け