2020年01月27日
2006年末に、本学医学部とIHSUBDは、国際交流に関する覚書を締結しました。今回、この覚書の趣旨に沿い、IHSUBDで開催される令和2年度 International Summer Medical School; ISMS Programへの参加希望学生を下記のとおり募集します。
IHSUBD担当コーディネーター
医学部国際交流委員会委員 日下 隆(小児科学)
医学部国際交流委員会委員長 和田健司 (医用化学)
記
1.概要
・留学期間:令和2年7月下旬~8月下旬(2019年度は7月25日~8月25日)
(4-5週間程度、本学部の授業予定のため変更の場合もあります)
・関係機関:IHSUBD及びRIPAS Hospital(基幹病院)ほか
・対象学年:香川大学医学部医学科 2~4年次生(令和2年度)
・人 数:7-10名程度
・プログラム:IHSUBDにて英語によるチュートリアル教育(英国式)受講、
RIPAS Hospital(ブルネイ国立中央病院)にて病院見学
・経 費:自己負担-往復交通費(飛行機代等)、プログラム経費、その他雑費
※渡航費は、医学部、JASSO(成績基準あり)、同窓会(讃樹会)等から一部助成を受ける予定あり。
2.選考関係
候補者の選考は、①面接、②小論文、③参考資料(TOEIC Scoreなど)により総合的に行い選考します。
また、留学準備中に適性の評価も行い、適性が無い場合には取り消しになることがあります。
・提出書類:小論文 1点 和文と英文とで、各々A4で1枚程度
テーマは、この短期留学を希望した理由と、最近感動した事
(提出書類へは、学年番号、氏名、連絡先を記載のこと)
・提出期限:令和2年3月2日(月)17時
・提出先:学務課
・面接日、場所は後日連絡します。
・詳細は小児科、日下まで(e-mail: kusaka@med.kagawa-u.ac.jp )
ブルネイ・ダルサラーム大学医学部(IHSUBD)短期留学生募集の趣旨
IHSUBD担当コーディネーター
医学部国際交流委員会委員長 和田健司 (医用化学)
医学部国際交流委員会委員 日下 隆 (小児科学)
IHSUBDにて実施する短期留学(International Summer Medical School; ISMS)は、医学教育の一環として行われるものであり、今回で14回目となりますが、香川大学医学部医学科学生用に特別にプログラムされたものです。
これまでに多くの学生が参加し、英語能力のみならず国際的視点で物事を考える力など、その人的成長は確かなものがあります。多くの学生がこの短期留学に参加し、個々の能力を引き出し、レベルアップしてもらえることを期待しています。
IHSUBDでは英国式のチュートリアル教育を中心に行っています。それを受講できることは、私達から見てもとても魅力的であり、学生さん達にとって、そして大学にとって大きな財産になるに違いないと確信しています。
選考では、短期留学する学生さんの候補者を7-10名程度選びます。そして次の予定で留学に向けての準備を行い、来年春~初夏に最終的に留学する学生さんが決まります。
(1) 週に1(~2)回の割合で勉強会を開きます。
(2) 英語の語彙や表現力などの英語能力を高めます。
(3) ブルネイ国の文化や習慣について理解を深めます。
(4) その他、留学に関連した必要な知識を学習します。
モチベーションを強く持ち、学習を続け、その結果としてIHSUBDに短期留学することとなります。IHSUBDに出向く事だけが目的・目標ではなく、それまでの課程を通じて参加された学生さん達に成長して欲しいと考えています。また、今回の短期留学は学生さん達のチームワークが大切であり、先方に迷惑を掛ける事などは厳に慎まなければなりません。留学までの準備期間は半年強であり、その結果を考慮し最終的に短期留学する学生さんを決定しますが、全員が揃って留学できるよう、私達と共に学び共に考え、自己啓発をし、成長して欲しいと考えています。
なお派遣学生は、IHSUBD等からの留学生との交流事業への積極的参加が求められます。
以上、本プログラムの趣旨をご理解いただき、多数の学生が応募してくれることを願っています。