2020年08月07日  国際交流

小児科による「ミャンマーにおける核黄疸撲滅プロジェクト」がコニカミノルタのHPに紹介されました。

 小児科学 日下教授、卒後臨床研修センター 安田准教授が中心となり、厚生労働省が国立国際医療研究センターを実施主体として委託している医療技術等国際展開推進事業に採択され、コニカミノルタ株式会社と共同で活動してきた「ミャンマーにおける核黄疸撲滅プロジェクト」がこちらのホームページbrank_link.gifで紹介されております。
本事業は日本式の新生児黄疸スクリーニングシステムを現地に導入し、重症新生児黄疸の早期発見、治療を行うプロジェクトです。プロジェクトの有用性はその臨床効果(重症児治療の必要回数が減少した)のみならず、現地医師の負担軽減の面からも注目されています。国連サミットが定める持続可能な開発目標(SDGs)にも新興国の新生児死亡率の改善は掲げられており、今後もミャンマー小児科学会と共同で現地の治療ガイドライン作成するなど息の長いプロジェクトとなることが期待されています。