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クレアチニン・クリアランス(Creatinine clearance;Ccr )は,血清クレアチニンの血清濃度が一定で, ほぼ100%が尿中に排泄されることから,腎糸球体機能検査として利用されています。
ここでは,Ccrの施行方法および注意点について御案内します。
こちらを参照
高度の腎不全や浮腫,心不全を有する場合は水分負荷は危険です。
また,高齢者や重症の場合も完全排尿が困難です。このような場合は24時間法がよいでしょう。
従いまして採尿に1時間以上を要したばあいはその旨をお知らせいただければ
補正後報告することができます。 但し,検査部では正確にCcrが施行されたかがわかりません。 連絡がなく,そのまま計算すると異常値になる場合がありますし,逆の場合もあります。 |
臨床検査法提要:第30版,金原出版;p1437〜1492,1993より
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116.5±5.1 | 115.0±3.9 |
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109.7±5.1 | 92.0±4.1 |
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97.6±5.5 | 83.5±4.6 |
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96.1±6.0 | 78.1±3.2 |
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85.0±6.5 |
Ccrの問題点としては,GFRの低下に伴ってクレアチニンは尿細管からも分泌され,
イヌリンクリアランスよりも高値を示すといわれてます。
(日本腎臓学会誌,33:1097,1991)