香川大学医学部
1. はじめに
2. オリジナルの MakeWeb3.0 からの変更点
3. MakeWeb.cgi の入手
4. MakeWebの使い方4.1. MakeWebのマニュアル5. CGI版MakeWebの使い方
4.2. 番号リスト5.1. インストール6. 後記
5.2. 呼び出し方
5.3. 文字コード
わたし達香川医科大学検査部の生化学検査マニュアルなどはすべてこの MakeWeb を用いて記述し、表示しています。直接HTMLを作成したり、ホームページ作成ソフトの類を用いるよりも、はるかに柔軟かつ シンプルかつ正しくWebページが記述できます。
ホームページ作成ソフトの出力のソースファイルの汚さに辟易している人にもお勧めです。
結城さんのオリジナルは、入力ファイルをHTMLまたはLaTeX形式に変換するフィルター(標準出力、つまり画面に出力する)でした。しかし、「標準出力をリダイレクトしてHTMLファイルを作り、それをFTPで転送して...」という手間さえも惜しむ怠け者の私は、これをCGIプログラムにし、サーバー上で動作させるよう、ちょっぴり改造してしまいました。
このCGI版MakeWebには以下のような特徴があります。
その結果、このような利点・欠点が生まれました。
以下の変更点についてはすべて 私こと稲毛 に責任があります。
目的からして不要と考えました。従って、-html というオプションをつける必要はありません。というか、CGIなので つけられません。'&'で渡す必要もありません。
原作者 結城さんの丁寧なマニュアルをまず見てください。
同じく結城さんによるサンプルテキストと、その出力htmファイル例です。
-< - いちばん - にばん - さんばん ->
このような結果を得ます。
makewebCGI.zipの内容を解凍して各WebサーバーのCGIのためのディレクトリにFTPにて転送(テキストモードで)します。その後、makeweb.cgiのパーミッションを755に変更します。この辺の要領はWebサーバーの管理者の方に尋ねてください。
入力ファイルの拡張子は .txt であると勝手に決めています。これは、FTPソフトが拡張子でASCIIかバイナリかを決定している場合が多く、拡張子が.txtならトラブルが少ないと予想されるからです。
CGIを呼び出すURLは拡張子を省略し、以下のように呼び出します。makeweb.cgiをインストールしたのと同じディレクトリに転送ししたソースファイルをindex.txtとすると、
http://www.〜〜〜.ac.jp/cgi-bin/makeweb.cgi?index
もしサブディレクトリにソースファイルがあるなら、以下のように指定します。cgi-bin/sub/index.txtがソースなら
http://www.〜〜〜.ac.jp/cgi-bin/makeweb.cgi?sub/index
さらに複雑なディレクトリ位置に存在するファイルも、相対位置指定できれば表示可能です。例えばこんな具合です。
http://www.〜〜〜.ac.jp/cgi-bin/makeweb/makeweb.cgi?../../foo/bar/index
..はひとつ上のディレクトリに階層を上がることを意味します。この辺のことはUNIX系OSやMS-DOSなどでコマンドを叩きなれている人に尋ねてください。
どちらのコードでも使える環境にある方は、EUC を用いたほうがトラブルが少ないでしょう。Shift-JIS コードのうちの一部の文字がエスケープ文字と誤認される可能性がありますので。
MakeWebを知ったのは、結城さんが『Cマガジン』誌上にPerlの入門講座を連載なさっていたときに紹介されていたのが縁です。結城さんのホームページを見ると、「このソフトはフリーソフト」と書かれている。そこで失礼ながらお言葉に甘えて勝手に改変させていただきました。
こっそり作ったので分からないだろうと思っていたら、1ヶ月後には結城さんのページからこちらへリンクが張られていました。これにはびっくりしました^^;
このCGI版MakeWebもフリーソフトです。著作権のほとんどは結城 浩氏に属します。わたしが改変した部分の著作権はわたしに属するかもしれませんが、微々たるモノです。またこのCGI版MakeWebを営利目的をも含めていかに使用、あるいは改変しようともそれは自由です。また、それによっていかなる損害を受けようともオリジナル作者の結城氏、わたし、そしてわたしが所属する組織も一切補償しません。また、バグが無いこと、あるいは無くなるように勤める責務も負いません。
よろしくおねがいします。.
香川大学医学部附属病院検査部 <http://www.kms.ac.jp/~clinilab>
香川大学医学部 <http://www.kms.ac.jp/>