JMPを使う 第三回 日差再現性(二元配置分散分析)

JMPは非常にネット情報の多い統計ソフトです。わからないことはGoogle先生にたずねる方針で行きます。

試薬1と試薬2の日差再現性をもとめる二元配置分散分析をやってみます。

表のようなデモデータを作成しました。




このままではダメなので、以下のように整えてJMPのテーブルに貼り付けました。




「日付」は自動認識で連続尺度になっていたので、順序尺度に改めました。

基本統計量を求めます。

メニューから「分析」→「一変量の分布」




Yにデータ(連続尺度)、「by」に試薬名を設定すると、データを試薬1、試薬2で分けて集計・計算します。





さらに詳しい分析は、下向き赤三角をクリックするとオプションが選択できます。




二元配置分散分析で、試薬の種類と日差のどちらの影響が大きいか調べます。

メニューから「分析」→「モデルのあてはめ」


左の列リストから、Yにデータ(連続尺度)を選んで「Y」のボタンをクリックして追加。

モデル効果の構成(データに影響を与える因子のようなもの、名義尺度または順序尺度)を選んで「追加」

そして「実行」をクリック











参考サイト

JMP による 2 群間の比較SAS Institute Japan 株式会社 JMP ジャパン事業部

Q. EXCELのデータを読み込む方法(詳細資料あり) JMP FAQより

Q. 二元配置や多元配置の分散分析(ANOVA)を行うにはどのようにすればよいですか? JMP FAQより

作 イナゲトシヒロ tinage@med.kagawa-u.ac.jp