河野義行先生

 Profile

 昭和25年愛知県生まれ。名城大学理工学部卒業。昭和51年長野県松本市に転居。
 平成6年6月「松本サリン事件」に遭遇。自宅付近からサリンが発生していることから、長野県警の家宅捜索を受け、マスコミからも容疑者扱いされる。身の潔白と名誉回復のため、翌年3月3日、日本弁護士連合会の人権擁護委員会に人権救済を申し立て、地元新聞社に対して民事訴訟を起こす。同年3月20日、「地下鉄サリン事件」が発生。結果的に無実が証明され、長野県警本部、国家公安委員長、マスコミ各社が相次ぎ謝罪。
 現在、会社に勤めながら、休日に「報道改革」「犯罪被害者救済の立法化」などを訴え全国で講演活動をしている。
 著書に『「疑惑」は晴れようとも』文芸春秋社刊、『妻よ!』潮出版刊など。