ツベルクリン反応

結核感染のスクリーニング検査

アメリカはBCG接種を義務づけていない

このような国では,ツベルクリン反応が結核感染のスクリーニングとして利用できる

本邦では陰性者にBCG接種を義務づけていた

このような国では,ツベルクリン反応の結果による結核感染の判定は困難となる

検査結果の判定

48時間後の皮膚反応を判定(72時間以内は可)

陰性:注射部位の発赤の長径が10mm未満

結核に感染している可能性は否定的:感染のハイリスク群

弱陽性:注射部位の発赤の長径が10mm以上であるが硬結や2重発赤はない

結核に感染している可能性は考えにくい

中等度陽性:注射部位の発赤の長径が10mm以上で硬結を伴う

発赤の長径が30mm以下の場合:結核に感染している可能性は考えにくい

発赤の長径が30mm以上の場合:結核に感染している可能性を否定できない

強陽性:発赤の長径が10mm以上で硬結以外に2重発赤,水疱,壊死を伴う

結核に感染している可能性が強く疑われる

ブースター現象と2段階ツベルクリン反応法

13週の間隔で検査を繰り返すと反応が増大:結核感染の判定に有用な資料

医療従事者を含むハイリスクの個体:2段階法により結果を判定することが望ましい

2段階法でツベルクリン反応を実施

感染前の最大の反応(基準値)を引き出しておけば,感染の有無がある程度判定できる

発赤の最大径が30mm以上で基準値より10mm以上増大した場合

最近の感染の可能性が大きいと考えられている

2段階法による陰性者への対策

医学生は結核感染の「ハイリスク」グループ

被害者および加害者となる可能性が否定できない

感染を防止するためにもBCG接種が必要と考えられていた

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