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Wind of olive(オリーブの風)

「ゆるぎたるぎで、いかんか」

2019年6月 1日

こんにちは。

香川大学医学部付属病院 がん看護専門看護師の三木晃子です。

私は、がん相談支援センターで働いています。

がん相談支援センターでは、国立がん研究センターの教育・研修プログラムを修了したがん専門相談員が対応にあたっています。

当院では、看護師、医療ソーシャルワーカー、事務員が相談窓口にいます。

内容によって臨床心理士や管理栄養士、薬剤師とさまざまな医療従事者の協力を得て相談に応じています。

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私は、相談対応で「人は誰一人として同じじゃない」ことを学びました。

全く同じものを見て、同じことを聞いても、そこから起こる感情や受け止め方は、それぞれ異なります。

その人らしさを大切に...難しいことなのですが、患者さんやご家族が生活と治療・療養と折り合いをつけていくお手伝いを行っています。

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最後に、私の日常から。

朝から天気がよく雲ひとつない青空、4月の土曜日。

三豊総合病院の研修会に参加予定だったので、早めに出発し、三豊市を満喫しました。

日本のウユニ塩湖ともいわれる、父母ヶ浜。

きれいな砂浜で、爽やかな風に吹かれながら、ふわふわかき氷を食べました。

残念ながら、父母ヶ浜の幻想的な写真は撮れませんでしたが、充分満足できました。

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患者さんから教えてもらった言葉、「ゆるぎ たるぎ」

これは香川県の方言で、ゆったりとした、満ち足りた様子をいい、臨機応変とか、融通し合うことをしめすようです。この言葉は、私のモットーです。

ついついばたばたと忙しくしてしまいがちですが、いつでも気楽に声をかけてもらえるように。

忙しい時こそ、つねにゆったりした気持ちをもっていようと思っています。

 

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