電子ジャーナルとは、一言で言えば、Web上で閲覧できる雑誌のことで、フルテキストで提供されるファイル形式は、大きく分けて、HTMLとPDFがあり、冊子体と同じレイアウトで閲覧できるPDFが標準となってきていますが、PDFファイルを読むには、Acrobat Reader というアプリケーションが必要です。Acrobat ReaderはAdobe社のホームページから無料でダウンロードできます。
本学では、2001年から有料の電子ジャーナル(SD, IDEAL)の導入を開始し、2002年は新たに、SpringerLINK及びWiley社のInterScienceを導入し、2003年から2004年にかけて大学の統合により、BlackwellのSynergyとKluwer等が追加されて大幅に利用可能タイトル数を増加し、無料のタイトル(冊子体購入すれば無料で閲覧できる)、CiNiiとJ-STAGEの日本語タイトルを含めて、11,300タイトル以上が利用可能となりました。電子ジャーナルには以下のようなメリットがあり、学術研究の基盤的な役割を果たすものとして期待が高まっています。下記利用方法及び注意事項を参照の上、大いにご活用ください。
◆ 電子ジャーナルのメリット
- 迅速に提供される(少なくとも、冊子体よりも数週間早く閲覧できる)
- インターネット端末さえあれば、いつでもどこでも利用できる
- 同時に複数人が利用できる(1ユーザー限定のものも有)
- 検索機能を備えている
- 配架スペースの節約
- リンク機能により関連情報へのアクセス可能
- PubMed等のデータベース検索から直接全文にアクセスできる
利用方法は、利用パターンによって異なりますので、以下に例をあげて簡単に説明します。基本的には、図書館ホームページからご利用いただくことになります。
- 電子ジャーナル提供出版社ホームページから利用する場合
図書館ホームページのオンライン・ジャーナルMENUから入って各出版社のリンクをクリックする。
- 特定の雑誌タイトルから特定の論文を閲覧したい場合
図書館ホームページ左側フレームのオンライン・ジャーナル全リストから入って、探したい雑誌タイトルの最初のアルファベットを、画面上部のインデックスからクリックして、該当する雑誌があれば、タイトル名をクリックする。
また、雑誌名を検索することも可能です。 利用方法は User's Guideをご利用ください。
全ジャーナルリストの中には一部ユーザー名とパスワードが必要なものがあります。ユーザー名とパスワードは全リストの種別欄にありますので、そちらをクリックしてください。
- PubMedの検索結果からダイレクトに閲覧したい場合
図書館ホームページ左側フレームのPubMedで検索し、画面表示をAbstractにすると、PubMedからリンク可能なものに限り、雑誌名のすぐ下に全文へのリンクアイコンが表示され、更にその右隣には本学で全文閲覧可能なもの(本学で導入しているタイトル又は無料のタイトル)に限り、本学オリジナルのアイコンが表示されますので、それをクリックすると全文を閲覧することができます。
電子ジャーナルの利用にあたっては下記事項にご留意ください。
- 個人の学術研究・教育目的以外での利用は禁止されています。
- 複製物の作成は1人1コピーまでとなっています。複製物は個人的な目的のために保存することはできますが、データの改編や第3者への再配布・蓄積は禁止されています。
- ユーザー名及びパスワードは、決して外部の人に漏らさないでください
- 大量にダウンロードすると、通常の適切な利用範囲を越えるとみなされ、全学での
利用が停止になる場合もありますので、決して行わないでください。
- 期限切れ等で利用できるはずのタイトルが利用できなくなっている場合は、医学部分館情報サービス担当までご連絡ください。
