一般診療・手術は、脳腫瘍、脳血管障害、脳血管内治療、機能的脳神経外科、頭部外傷および脊椎脊髄疾患を中心に行っていますが、当教室では単に神経系疾患を外科的に治療するのみではありません。各種疾患の病態を追求し、治療に関しても基礎的な研究を行い、常に大学としての使命は何であるかを考えながら活動を続けています。研究グループは、脳腫瘍、脳血管障害、脳圧脳循環、再生医学等からなり、海外・国内留学を通じて最先端の研究をおこなっています。

 脳腫瘍グループでは癌抑制遺伝子、薬剤耐性遺伝子発現に関する研究を、脳血管障害グループではくも膜下出血後の脳血管攣縮発現予防に関する研究や脳血管内治療に関する研究を、脳圧脳循環グループでは実験的脳浮腫の治療、局所脳虚血時および低体温時の脳循環代謝に関する研究を、再生医学グループでは神経幹細胞、腫瘍幹細胞についての研究や、基礎医学教室の協力の下、脳移植による脳機能回復の研究を主たるテーマとしています。

 そしてこれら研究成果は積極的に国内外で発表しその真価を問い、臨床の場に還元することで質の高い医療が提供出来るよう努力しています。