筧教授より

香川大学医学部泌尿器科(附属病院泌尿器・副腎・腎移植外科)では、他大学泌尿器科と比べても遜色ない、幅広い領域で先端的医療を行っています。具体的には、代表的な泌尿器がんの集学的治療以外に、年間15件あまりの腎移植手術、骨盤臓器脱や腹圧性尿失禁などの女性泌尿器外科的治療、さらに2011年からは小児泌尿器科手術も当科が担当を始めました。

泌尿器科学はとにかく面白い学問であり、臨床領域であります。以下に簡単に理由を列挙します。

理由その1)一人でやれる手術、チームで取り組む大がかりな手術、尿路の形成や再建から悪性腫瘍の広範摘出術まで非常にバラエティに富んでいます。

理由その2)泌尿器科学領域は、新しい治療技術の導入に躊躇がない進取の姿勢が伝統的にあるため、衝撃波手術、レーザー手術、腹腔鏡手術、ロボット支援手術などが次々と臨床応用されています。

理由その3)外科的治療に偏らず、内科的治療にも力点が置かれています。たとえば、排尿障害に対する薬物療法、尿路や男性性器感染症の治療、進行前立腺癌に対する内分泌療法、小児期から思春期の排尿や性の発達障害の治療、EDや男性更年期障害の治療などです。

一人前の泌尿器科医師になるため、臨床では研究者の視点、基礎的研究では臨床医の視点がそれぞれ不可欠と認識しており、キャリアアップの様々な段階で両者の視点を身につけられるように教育システムを工夫しています。

教室の教育理念を一言で表現しますと、「懇切丁寧な指導」+「突き放し」の絶妙なバランスこそが個性ある良医を育てる、であります。我々の門戸を叩き、飛び込んで来られる若者をお待ちしています。

 

教授挨拶

 

 

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