目標と特徴

香川大学医学部泌尿器科では、新臨床研修制度による前期研修を終了し、泌尿器科専門医を目指す意欲あふれる医師を募集しています(定員5名)。

研修プログラムは、(社団法人)日本泌尿器科学会後期研修カリキュラムに沿い、バランスの良い一般泌尿器科的知識・技術の習得を達成するものになりますが、特に、当教室の特徴である「泌尿器がんの集学的治療」と「腎移植」に精通していただける内容となっています。

香川大学泌尿器科が研修プログラムの管理、および実施のセンター施設となります。後期研修医の先生方には、当科および関連施設・研修協力病院において本プログラムを履行していただくことになります。

1年次(卒後3年目)4月中に専門医取得のための研修宣言を日本泌尿器科学会に行い、研修を開始していただきます。

初期研修期間中は二カ月に一度、全研修病院が参加する会合を開き、各施設より提示された症例のdiscussionと英文テキストによる勉強会行います。

研修期間中は学会発表2~3回/年、症例報告1~2編/年が努力目標となります。学術活動は在籍施設の上級医より指導を受けることになります。

下記のいずれのコースを選択しても、泌尿器科学や生命科学に関してさらに深い研究を希望される方や、臨床疫学的研究手法習得を希望される方は、大学院進学はいつでも可能です。

研修協力病院および教育関連施設

A:センター施設

香川大学医学部 泌尿器・副腎・腎移植外科

B:初期研修病院

坂出市立病院 KKR高松病院 水島協同病院 愛媛労災病院 内海病院

C:腎不全治療研修病院

川島病院  キナシ大林病院

D:後期研修病院

倉敷中央病院 京都医療センター 兵庫医科大学付属病院 東京女子医大腎センター

関西医科大学付属病院 京都大学医学部付属病院

E:小児泌尿器科研修病院

神奈川県立小児病院

将来取得が可能な資格

癌治療専門コース

  • 泌尿器科専門医・指導医
  • 腹腔鏡技術認定医
  • 日本癌治療認定医

腎移植治療専門コース

  • 泌尿器科専門医・指導医
  • 腹腔鏡技術認定医
  • 透析専門医・指導医
  • 日本臨床腎移植学会認定医

泌尿器科一般・小児泌尿器科専門コース

  • 泌尿器科専門医・指導医
  • 腹腔鏡技術認定医

女性泌尿器科専門コース

  • 泌尿器科専門医・指導医
  • 腹腔鏡技術認定医

研修プログラムと各種資格取得

研修プログラム

小児泌尿器科は泌尿器科一般コースを修了し、専門医資格取得後、小児泌尿器科研修病院にて研修を行います。

不妊症・男性更年期・EDといったandology領域の研修も相談に応じます。

将来の進路が決まっていない場合には、泌尿器科一般コースを履修することとなります。

経験すべき手技・手術(1年次;卒後3年目)

代表的泌尿器科疾患の診断・検査・治療に精通していただくと共に、泌尿器科は、扱う領域がおもに後腹膜・尿路生殖器であり、排泄・生殖などの患者の問題に 直面してゆくことから、患者さんに対する配慮や真摯な診療態度を身につけることがまず必要と考えています。

 

※習得目標

1)以下の検査実施、診断:

  尿検査、精液検査、腎・膀胱・前立腺超音波検査、直腸指診、泌尿生殖器の理学的検査

  尿道膀胱内視鏡、膀胱内圧測定、括約筋筋電図、尿流量測定、尿路造影

2) 以下の疾患の病態と治療法の理解:

  前立腺肥大症、尿路結石、尿路感染症、神経因性膀胱、慢性腎不全、水腎症、 腎細胞癌

  腎盂尿管癌、膀胱癌、前立腺癌

3) 以下の手技の実施:

  導尿、膀胱洗浄、尿道カテーテルの留置、尿道ブジー、前立腺マッサージ、前立腺針生検

  膀胱粘膜生検、陰嚢水腫穿刺、尿管ステント留置・交換、腎盂尿採取、 HD の針刺し

  膀胱ろう・腎ろうの交換 防止術

4)以下の手術の執刀:

  背面切開術、包皮環状切除術、精巣摘除術、精巣固定術、陰嚢水腫根治術、精管結さつ術

  腎のう胞穿刺術、内尿道切開術、膀胱頚部切開術、 ESWL

5) 以下の手術の介助:

  TUR-P 、TUR-Bt 、TUL 、PNL 、腹腔鏡下副腎摘除術、根治的腎摘除術、単純腎摘除術

  後腹腔鏡下腎摘除術、根治的膀胱全摘除術、前立腺全摘除術、ブラッドアクセス造設術

  CAPD カテーテル留置術、人工血管留置術、膀胱ろう・腎ろう造設術、副甲状腺摘除術

  膀胱尿管新吻合術、尿失禁防止術

経験すべき手技・手術(2年次;卒後4年目)

基盤的知識や診断・治療技術(内視鏡的検査や基礎的手術の執刀能力)を習得していただくため、初期教育病院にて1年間研修していただきます。

 

※習得目標

1)以下の疾患の病態と治療法の理解:

  副腎腫瘍、腎(良性)腫瘍、男性不妊症、勃起不全、副甲状腺機能亢進症、精巣腫瘍

  陰茎癌、慢性前立腺炎、尿失禁、尿道下裂、膀胱尿管逆流症、停留精巣、尿路性器外傷

2)以下の手術の執刀:

  TUR-P、TUR-Bt、TUL、ブラッドアクセス造設術、 CAPD カテーテル留置術、人工血管留置術

  膀胱ろう・腎ろう造設術、膀胱尿管新吻合術、尿失禁防止術、高位精巣摘除術

3)以下の手術の介助:

  骨盤内リンパ節郭清術、生体腎移植術、腎採取術(献腎移植における)

  後腹腔鏡下腎盂形成術、後腹腔鏡下腎部分切除術、根治的膀胱全摘・尿路変更術

  前立腺全摘除術(陰茎海綿体神経移植)、尿道下裂根治術、精索静脈瘤根治術

  腹腔鏡下リンパ節生検、骨盤内全摘除術

経験すべき手技・手術(3,4年次;卒後5、6年目)

より専門的な診断・治療技術を習得していただくため、各研修施設にて2年間の研修をしていただきます。

後期研修の最終年には専門医試験を受験していただき、後期研修終了時点で専門医資格が取得できる予定になっております。

 

※習得目標

1)疾患の病態と治療法の理解:

  各専攻分野における最新の治療ストラテジーを、研修施設にて学びます。

2)以下の手術の執刀:

  骨盤内リンパ節郭清術、生体腎移植術、腎採取術(献腎移植における)

  後腹腔鏡下腎盂形成術、後腹腔鏡下腎部分切除術、根治的膀胱全摘・尿路変更術

  前立腺全摘除術(陰茎海綿体神経移植)、尿道下裂根治術、精索静脈瘤根治術

  腹腔鏡下リンパ節生検、骨盤内全摘除術

さらに詳細な説明をご希望の方は、いつでもご遠慮なく
までE-メールでお問い合わせください。

 

ブラキセラピー

 

 

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