TVT手術とTOT手術

腹圧性尿失禁に対する外科的手術です。

中部尿道を後面より約1cm幅のメッシュで支える方法です。

TVT手術では、メッシュは膀胱脇~下腹部を通過するよう留置します。それに対してTOT手術は、閉鎖孔から股までを通過します。メッシュが大血管や主要臓器と離れた位置に留置されるため、TVT手術に比べて安全です。

尿失禁の状態によっては、TOT手術では治療効果が低い場合があります。

当院では、通常脊椎麻酔(下半身麻酔)下に行い、約30分程度の手術時間で、手術翌日の退院が可能です。

 

《TVT手術》

 

《メッシュ通過経路の違い(aはTVT手術  bはTOT手術)》

TVM手術

TVM手術は、弱った骨盤底の支持組織をメッシュを用いて再建するというものです。ほぼ全ての骨盤臓器脱(膀胱瘤、子宮脱、直腸瘤など)に対して施行可能で、下垂している臓器の状態により、メッシュを挿入する部位(膣前壁・後壁)が決まります。手術は膣からのアプローチなので、お腹に傷はつきません。当院では、膣前壁または後壁のみの場合約1~1.5時間の手術時間で、全身麻酔下に行っています。術後1週間程度で退院可能ですが、メッシュがしっかりと組織になじむまでの間(1~2カ月程度)は、骨盤底に負担のかかるような動作(長時間の立ち仕事、重いものを持つ、便秘などできばる等)はしないよう日常生活を送っていただきます。

《A-TVMのイメージ図》

 

TVM&TOT

 

 

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