第3回 総合情報基盤センター先端研究セミナー
〜 実験室レベルでの大規模化学計算の現状 〜
日時: 2006年2月9日(木) 13:30〜16:00
講演:
1.13:30〜14:15
「分子動力学計算による蛋白質の構造・機能の解析」
東海大学開発工学部生物工学科助教授 岡本明弘
生物の生命活動で中心的役割を果たしている蛋白質の動的な性質を調べる手段としての計算機による
シミュレーション実験(分子動力学計算)について、その原理および実際に計算で明らかになった結果
について講演していただきました。
2.14:15〜15:00
「DV-Xα法を用いた材料設計と物性予測」
香川大学工学部材料創造工学科助教授 石井知彦
有機・無機複合電子系において、新しい機能(主として伝導性や磁性および光応答性)を発現させる
材料を設計するための、DV-Xa分子軌道法を用いた電子論的解析について講演していただきました。
3.15:00〜16:00
自由討論
岡本先生の講演風景
石井先生の講演風景
先生方の講演後は活発なディスカッションが続きました。