香川大学医学部小児科

INFORMATION

小学生のアキレス腱エコーを三木町・小豆島町で行います

2024年8月1日

「アキレス腱エコー」について

はじめに


長期間血液中のLDLコレステロールが高い状態が続くと、血管がつまって心筋梗塞や脳卒中など命にかかわる状態になることがあります。そのような人ではコレステロールがたまってアキレス腱が太くなると言われており、それはひどい場合、小学生のうちからみられます。

しかし、アキレス腱は身体のなかにあるため、外見からはなかなか評価が難しいのです。そこで超音波(エコー)で正確に厚さを測ることで、LDLコレステロールが高くなる病気などが隠れているかどうかを推測できる可能性があります。家族性高コレステロール血症という遺伝子の病気もその一種です。

お子さんとご家族の健康のため、三木町・小豆島町と香川大学医学部附属病院が協力して、お子さん方のアキレス腱の厚さを測り、小児生活習慣病予防健診の採血結果との関連を調べることになりました。アキレス腱の厚さを超音波(エコー)で測ることは短時間で痛くないので、お子さんに負担をかけることがありません。ご理解ご協力をお願いします。


この件に関するお問い合わせは
香川大学小児科 syounika@kagawa-u.ac.jp(担当:西岡、近藤)
までお願いいたします。