香川大学医学部附属病院は、香川県における三次医療機関としての役割を担う基幹診療施設です。附属病院歯・顎・口腔外科は、香川県での歯科口腔外科診療において高度な歯科医療を国民の皆様に提供する義務があります。当科には、口腔外科の専門医・指導医だけでなく、がん治療認定医(歯科口腔外科)、インプラント専門医・認定歯科衛生士、歯科麻酔専門医、障害者歯科認定医、小児口腔外科指導医、外傷歯学会認定医、PET核医学会歯科認定医、口腔ケア学会3級認定歯科医・歯科衛生士、摂食嚥下リハビリテーション学会認定士が常勤で在籍し、専門性の高い医療を提供しています。具体的には、①悪性腫瘍症例に対する先端的治療（選択的動注化学放射線治療）、他の医療機関では治療困難な口腔領域悪性腫瘍症例の積極的受け入れとその治療、②矯正歯科医との連携強化による高度な顎矯正手術　③地域歯科医師を対象とした日本口腔インプラント学会認定研修会の開催と安心で安全なインプラント治療、④唾石摘出、歯根端切除術を始めとする各種内視鏡支援下手術の実施などです。それらの詳細、診療実績については、本HP「歯・顎・口腔外科の診療理念と概要」をご覧ください。またそれ以外の歯科口腔外科領域の様々な病気を持った方、また全身疾患で歯科開業医では治療が難しい方に対しましても、地域医療機関や院内各科と連携しながら、最適な治療を提供しております。セカンドオピニオンやインプラント治療のご相談もお引受けしております。お気軽に受診下さい。尚、当科の初診につきましては、よろしければ、かかりつけの歯科医院にご相談下さい。