生理系分野機器一覧
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血液ガス分析装置(RADIOMETER ABL5)
〔基礎臨床研究棟5階 503号多目的実験室〕
血液中のpH、PO 2 、PCO 2 が定量的に測定できます。
〔仕 様〕
- サンプル量
- 85μl
- 測定範囲
- pH :6.30〜8.00
- PO2:0〜800mmHg
- PCO2:5〜250mmHg
〔利用上の注意点〕
サンプルは、必ずヘパリン処理した注射筒等に用意して下さい。
万能2-4現象メモリオシロスコープ(日本光電 VC-10)
〔院生研究棟 4階 407号電気生理室〕
生体電気用前置増幅器(AVB-10)、高感度前置増幅器(AVH-10)、2現象用前置増幅器(AVM-10)の3種類の増幅器を用意しており、数十μVから数Vまでの各種生体電気信号を4chまで同時に観察することができます。
- 〔関連装置〕
- 誘発反応加算装置(DAT-1100)
- 微小電極用増幅器(MEZ-8201)
- 電気刺激装置(SEN-3201)
- アイソレータ(SS-102J)
微小電極作製機(成茂 PE-2、PN-3)
〔基礎臨床研究棟 6階 共用実験室〕
ガラス管を使用して硝子毛細管微小電極を作製する機械です。
〔仕 様〕
- 使用ガラス管
- PE-2(縦型):1〜6m/m
- PN-3(横型):1〜2m/m
〔利用上の注意点〕
消耗品は利用者各自で用意して下さい。
ポリグラフ(日本電気三栄 システム360、 日本光電 RM-6000)
〔基礎臨床研究棟 6階 635号電気生理室〕
各種のアンプ、トランスデューサーを用意していますので、心電図、筋電図、脳波等の生体電気信号、血圧、心拍数、呼吸数、心筋の厚み、血管径等生体変位の測定、観察が同時にできます。
また、入出力パネルを使って外部機器からの入力、外部機器への出力が可能で、幅広い利用ができます。
〔利用上の注意点〕
実験及び研究の性質上、長期間の機器の使用や、同一機器への同時期の複数グループの使用が考えられますので、使用予約前に担当職員に連絡して下さい。
記録紙、電極、試薬等の消耗品は利用者各自が用意して下さい。
X線照射装置(日本エンジニアリング HITEX-260)
〔基礎臨床研究棟 6階 634号X線照射室〕
小動物(マウス、ラット、モルモット)や培養細胞に大量のX線を短時間照射し、生体の諸反応実験や遺伝免疫実験に使用する装置です。
〔仕 様〕
- X線照射量
- フィルタ無し : 1680R/min
- 0.3Cu+0.5Al : 186R/min
- 試料台
- 照射距離 : 300〜500m/m可変
- 照射テーブル : 500×500m/m
嫌気性培養チャンバー(Oriental 型式PL855-AC)
〔基礎臨床研究棟 6階 635号電気生理室〕
酸素に暴露されると急激に死滅する嫌気性菌を用いる等の実験には培養環境から酸素を除去する必要があるため、この嫌気性培養チャンバーを用います。
なお、サイドボックスにより本体チャンバー内の庫内雰囲気を変えずに試料の出し入れができます。
〔仕 様〕
- 本体チャンバー
- 上部カバー:アクリル成型
- 底部:白色熱硬化性樹脂
- ガスケット:ネオプレン製
- 最大圧力:−1.4kPa〜+1.4kPa
- 庫内寸法:W991×D572×H680 ?
- 流量計:0〜10LPM(流量範囲)
- 脱酸素
- パラジウム触媒+モレキュラーシーブ(脱水剤)
- 水素−アルゴン混合ガス
〔利用上の注意点〕
水素ガス−アルゴンの混合ガスのボンベは2本設置しておりますが、混合ガスはすぐには入手できません。空瓶が1本できた時点で機器センター(内線2586)まで必ず連絡してください。
パラジウム触媒は酸素に触れるとかなり発熱します気をつけてください。
電子スピン共鳴装置(日本電子RE1X)
〔臨床研究棟 3階 機能系実験室〕
ESRは測定しようとする物質中に含まれる不対電子の動作を磁場の中に入れ、物質(不対電子)が共鳴するマイクロ波を当てて観察し、その物質の周囲の状態を調べる装置です。
この装置により、以下のようなことができます。
不対電子の有無及びその定量ができる。
分子中の不対電子の位置及びその周囲の状態を知ることができる。
吸収の時間的変化から反応速度や反応機構を明らかにすることができる。
〔仕 様〕
- 検出感度
- 1×1010spins/Gauss
- S/N
- 600 : 1
- 分解能
- 1×10-5以上
- 周波数範囲
- 8.8〜9.6GHz
- 出力可変範囲
- 0〜63dB
- 変調周波数
- 100、50、25kHz
- 検波周波数
- 200、100、50、25kHz
- 変調強度
- 2mG〜20G(100kHz)