歯学部のみなさまへ

研修を終えて

1年間の臨床研修を終えた先生たちの感想です。


平成25年度

「1年間の卒後臨床研修を終えて本多慎司

2012年4月から、香川大学歯科口腔外科での臨床研修を始めました。この一年間は本当にあっという間だったと思います。歯科口腔外科では、歯学部で学んだ一般歯科の知識に加えて、全身管理についての知識も必要であり、1日1日が勉強の日々でした。自信を持って、きちんと患者さんと向き合えるようになりたいと思いながら過ごした毎日は、大変ではありますが、非常に濃密で充実した日々であったと思います。自分自身のいたらなさに悔しい思いをすることも多かったのですが、そのたびに先輩の先生方が厳しくも優しくフォローしてくださいました。経験を通じて得た知識は本当に財産だと思います。まだまだ至らないところが多い私ですが、これからも日々精進し、地域の人々に役立てるように努めていこうと思っています。

平成24年度

「1年間の卒後臨床研修を終えて多田彩乃

研修がスタートした4月は、学生時代とは全く違う環境で戸惑うこともありましたが、次第に仕事にも慣れ、気づけば1年が経っていました。毎日が新しいことの連続で多くのことを学びました。口腔外科という専門領域だけでなく、入院患者さんのう蝕処置や補綴など一般的な歯科治療も経験しました。他科での入院患者さんにおいては口腔ケアをさせていただくことが多く、長期入院において発熱や感染のリスクを減らすためにも重要な仕事をしているのだなと実感しました。病棟では、患者さんとのコミュニケーション、他科の先生方や看護師さんとのチーム医療、栄養管理、疼痛管理など様々な経験をすることができました。患者さんが退院される時に「ありがとう」と言っていただけたことがとてもうれしく、もっと努力して成長していかなければいけないなと感じました。 1年間充実した研修が行えたのも、御指導くださった先生方、スタッフの皆さんのおかげです。歯科医師としての第一歩を踏み出すことができました。 このような経験から、研修中に興味のある分野が見つかり、研修後は大学院へ進学しました。研修後はいろいろな道に進むことができると思います。研究が少しでも臨床に、地域の皆さんに役立てるようこれからも日々努力を続けたいと思います。

「1年間の卒後臨床研修を終えて」
橋本信之介

1年の臨床研修を終えて 早いもので昨年の春に卒後臨床研修として香川大学歯科口腔外科の門戸を叩いてはや1年が経ちました。 口腔外科に興味があったのと、慣れ親しんだ香川に帰りたいという思いが強く、母校ではなく香川大学を選びました。 期待と不安が入り交じった状態で始まった臨床研修ですが、最初にとまどったのは病棟業務でした。学生時代、口腔外科は勉強しても口腔外科疾患のベースにある全身疾患については、 それほど深く学んでなかったので、優しく時には厳しい諸先生方の指導の元、様々な症例の全身管理を通じて知識を深めることが出来ました。また、採血、静脈路確保など入院患者さんと 日々近い位置で接することで、患者さんの悩みや喜びを共有でき、口腔外科の大変さと面白さを経験できました。全身麻酔下での手術も多く経験することでき、何度も術者として執刀させて いただける機会もあり、非常によい経験が出来ました。 外来では医学部附属病院として一般的な口腔外科疾患に加えて、有病者歯科を経験する機会多く、口腔外科の手技に加え一般歯科治療も数多く経験することができ、歯科医師としての基礎も形成できたのではないかと思います。さらに骨再生の動物実験にも参加し、基礎研究にも興味が沸きましした。 この1年間、病棟に外来に朝早くから夜遅くまで毎日があっという間でやりがいのある濃厚な日々を送れ、非常に香川大学を研修先として選択したことに満足しています。もし進路に迷っている後輩がいたら迷い無く勧めてあげれると思います。 今年からは医局員として、日々の臨床に加え夏からは形成外科研修、秋には研究の成果として口腔外科学会での発表を予定してます。すばらしい環境で学べるありがたみを忘れぬよう日々努力していきたいと思います。

平成23年度

「1年間の卒後臨床研修を終えて」
荒木咲弥加

月並みですが「あっという間」の1年間でした。今は、研修を終えた安心感と未来に対する不安感が入り交じっています。ここでの研修は病棟に始まり、外来、手術室、学会発表など多くのことを経験させていただきました。口腔外科ではありますが、外来では外科処置だけでなく有病者に対する一般歯科診療も行いました。病棟では、入院患者さんの全身管理に始まり、化学療法・放射線療法の実施、チーム医療などを体験しました。手術は、教科書では見た事のない最新機器を使用したものから何時間にも及ぶ頸部郭清術など多種にわたり参加することができました。また、初めて学会発表を行い、現在論文を作成して います。決して楽しいことばかりではなく、苦しい事、つらい事もたくさんありました。それでも1年間を終えて、ここで研修できたことをうれしく思っています。また、ここでの経験すべてが今後の歯科医師人生で必ず役に立つと確信しています。今年度からは「ちょっとは成長したなあ」と言ってもらえるように頑張っていきたいと思います。本当にありがとうございました。

「1年間の卒後臨床研修を終えて」
南 佑子

昨年の4月に、右も左も分からない状態で臨床研修をスタートしましたが、この一年間は、本当に濃密な時間でした。実際に研修医として臨床現場に立ってみると、学生時代に思い描いていた以上に、口腔外科の分野は広く、奥深いものであることが実感できました。口腔外科に加え、一般歯科の分野も学ぶことができ、特化した症例のみを診るのではなく、全身疾患を有する患者様に対しての歯科治療なども学ぶことができました。また、様々な科の先生方や、チーム医療を担うスタッフの方々と共に、患者様の口腔ケア、全身ケアに関わることも多く、自主性が求められ、大変なこともありましたが、それだけ得るものも大きかったと思います。
 このような充実した日々を送ることができたのは、素晴らしい仲間、様々なことを御教授してくださった諸先生方、コメディカルの方々、事務の方々のおかげであり、そして何よりも患者様たちに恵まれたからであると思います。この一年間で学んだことを糧にし、地域の皆様に少しでも還元できるように、これからも日々精進していきたいと思います。


平成22年度

「研修医1年間を振り返って」
片桐 幸大

平成21年4月から1年間の研修医生活を香川大学医学部歯科口腔外科で送らせていただいて本当に良かったと感じています。誰しもそうかもしれませんが、僕も学生の頃はアシスト以外の歯科処置はほとんどしたことがありませんでした。そんな臨床経験が皆無の僕に対しても先輩方はあたたかく受け入れてくださり、病棟を含めた臨床経験のなかで、学生の頃には想像できないような貴重な経験をさせていただきました。こんなに配当を与えてくださったり希望に答えていただいたことに対してとても感謝しています。1日中動き回りながら目まぐるしく状況が変わっていく、そんな忙しい毎日の中で優しい先生方の指導のもと日々精進することができました。
しかし、1つ1つのことが初めての経験ばかりという時期も続き、最初から完璧にできないとわかっていてもできない自分に歯がゆさを感じたりもしました。まだまだ技術的にも足りない部分が多々あり習得すべきことも山積みです。医局の中で自分は足を引っ張らないようにという事だけを考えてこの1年間を過ごしてきましたが、来年からは1人1人がしっかりとした役割を担いながらなりたっているこの医局の中で、自分の役割を見出し貢献できるような医局員になるために頑張って過ごしていきたいと思います。

「香川大学医学部付属病院での研修1年間を振り返って」
澤井 史

歯科医師臨床研修の1年間が終了しました。この1年間は1か月くらいに短く感じられ、10年分くらいの濃い時間でした。決して同じ1日はなく、新しく学ぶことが尽きない1年となりました。 大学病院の臨床においては、外来、病棟を同時に経験出来たことがとても勉強になりました。外来では基礎疾患のある患者さんの歯科治療、外科処置、様々な疾患を経験し、病棟では全身麻酔下での手術症例、全身管理等について深く学びました。その中で他科の先生方からもたくさんの事を教わりました。また外来受診された患者さんが入院下にて加療を行い、退院後再び外来で患者さんやご家族の方にお会いした時に、にこにこした顔で「元気になりました。」と声をかけて頂く嬉しさを知りました。他にも患者さんからたくさんの心温まる言葉をいただきました。
また、1年間でたくさんの学会や勉強会にも参加し、臨床だけでは学べないことを勉強することができました。さらに学んだことを臨床へと活かし、よりよい臨床研修につながったのではないかと思います。11月には幸運なことに学会発表の機会を与えていただきました。初めての学会発表で右も左もわからず苦労することも多かったのですが、受け身の勉強だけでは得られない、非常に貴重な経験となりました。 この非常に充実した1年間をすごせたのは、とても丁寧に優しく、時には厳しく指導していただいた先生方、そしてよきライバルでありよく助けてくれた同期の先生のおかげです。4月からは医局の一員として力になれるように、より一層努力をして頑張りたいと思います。