試験研究室の主な業務はTDM (Therapeutic Drug Monitoring:治療薬物モニタリング)業務および薬の体内動態に関する研究です。TDM業務とは、血中濃度と治療効果および副作用との間に関係が認められる薬物について、動態解析の結果と臨床所見からその患者さんに最適な投与設計を行う業務です。現在、試験研究室では香川県病院薬剤師会で開発しているEasy TDMという解析ソフトを用いて、抗MRSA薬をはじめとする下記13種類の薬剤についてTDM業務を行っています。
- ・抗MRSA剤
- バンコマイシン、テイコプラニン、アルベカシン
- ・抗てんかん剤
- フェニトイン、フェノバルビタール、カルバマゼピン、バルプロ酸、プリミドン、ゾニサミド
- ・強心剤
- ジゴキシン
- ・気管支拡張剤
- テオフィリン、アミノフィリン
- ・抗躁病剤
- 炭酸リチウム


Easy TDM リンク先 →http://easytdm.com/