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Wind of olive(オリーブの風)

『初心を忘れずに』

2019年8月15日

皆さんこんにちは。

 

集中ケア認定看護師の安西です。

私は救命救急センターICUから集中治療部に異動し、3年目になります。

私が認定看護師を目指したのは、看護学生の頃からの憧れで救急集中領域を希望し配属され5年が過ぎた頃、目の前の重症な患者さんへの看護はこれで良いのだろうか、私のしていることは患者さんにとって良いことなのだろうかと不安や迷いを感じるようになっていました。自分自身のしている看護を見つめ直したい、そう思ったことがきっかけでした。

半年間の東京清瀬での集合研修、北は岩手から南は大阪に分かれて1か月余りの実習、とにかく大変でした。研修に出たとき、わが子は小学校に入学したばかり、とにかく自分自身がさみしかったことを記憶しています。しかし子どもも頑張っているんだから私も!と気持ちを奮い立たせ、終わってみれば、苦労したことよりも看護師として得たものの大きさに達成感と充実感で満たされていました。

認定看護師となった現在、院内外で研修を開催したり学会に参加するなどして知識技術の普及と自己研鑽に励んでいます。

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医学の進歩や医療技術の高度化に伴って、治療により回復できる可能性も高まってきています。それに伴って治療を受ける患者さんとその家族に提供する、集中ケアの専門知識や技術は不可欠なものとなっています。あの頃小学1年生だった子どもは今年成人式、しっかり成長してくれました。私も同じように成長出来ているのか・・・研修に行きたいと思った頃の自分、やる気に満ち溢れて研修から戻ってきた時の自分、初心を忘れずこれからも日々努力をしていきたいものです。

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