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先輩からのメッセージ

香川大学医学部附属病院看護部の9部署で働いている先輩看護師と管理職の先輩看護師、家庭と両立しながら働く先輩看護師から、これから職場を選ぶ方へのエールやメッセージを聞きました。

先輩からのメッセージ

フレッシュナース

香川大学医学部附属病院に就職して良かったと感じることは?

様々な疾患や治療を経験できることや、教育体制が充実している事です。大学病院では、治験や最新の治療を行うことがあり、より深く専門的な知識や技術の習得をする必要があります。プリセプター制度やPNS看護体制が取り入れられていて、看護師としての基本的技術を身に着けることができる環境があり、就職して良かったと感じます。

新人教育体制や研修は?

独自のキャリアラダーが取り入れられていて、段階的な教育が受けられます。新型コロナウィルスの影響で、臨地実習に制限があり不安がありましたが、シャドーイング研修なども組み込まれていて、職場環境に慣れることができました。

フレッシュナースからのメッセージ

就職当初は、業務に慣れることに精一杯で分からないことだらけでした。そんな中、新人看護師用の技術チェックリストの活用やプリセプターナースをはじめ先輩方の丁寧な指導により、少しずつではありますができることも増えてきました。患者さんから「ありがとう」と言ってもらえたり、長期入院の患者さんが退院できた時には、看護師としてやりがいを感じます。今後も、先輩看護師の看護を見て多くのことを吸収し、医療チームからも患者さんからも信頼される看護師になっていきたいです。

中堅ナース

中堅ナースからメッセージ

2回の産前・産後休暇、育児休暇を経て、今年で14年目になります。2人目の子どもが小学校にあがるまでは短時間勤務をし、その後はフルタイムで働いています。夜勤の回数や曜日を上司と相談し、調整して働くことで家庭との両立ができ、今の私に合った働き方ができていると思います。職場の雰囲気も良く、多忙な業務の中でも、倫理とは?質の高い記録とは?と、患者さんを中心とした看護が提供できるように日々取り組んでいます。私たちと一緒に看護を通してやりがいを見つけてみませんか?

香川大学医学部附属病院で働く魅力は

PNS看護体制で、安心・安全な医療看護を提供できているところです。スタッフ同士が相手を尊重し、足りないところを補い合って看護することで、お互いに相乗効果を生み成長し合えているところが魅力だと思います。

看護学生の実習支援はどんな感じ?

実習が始まる数日前から、病棟スタッフ全員が、看護学生さんが来ることを認識したうえで、実習を受け入れています。実習中も臨地実習指導者だけでなく、病棟全体で看護学生さんを受け入れる体制をとっています。

ベテランナース

看護師になったきっかけは?

小学2年生の時、看護師のお姉さんを持つ友達が、目を輝かせながら自慢げにお姉さんの話をしてくれたことがきっかけです。その友達と「二人で一緒に看護師になろう」と約束し、二人でその夢をかなえることができました。

手術室看護師って?

手術を受けることは、人生であるかないかの危機的体験です。特に手術当日の患者さんは、身体的にも精神的にもストレスが最高潮になります。その場面を担当するのが手術室看護師です。術前訪問で精神的サポートを行い、手術中は執刀医、麻酔科医と協働し術中看護を展開し、術後は疼痛ケアのために麻酔科医と術後回診等も行っています。

ベテランナースからのメッセージ

新人看護師のころ、産後間もなく乳がんの手術を受けることになった患者さんとのエピソードを紹介します。術前訪問で必要な情報を患者さんから聞き、手術入室から退室までの流れを説明しました。最後に「何か不安なことはありますか?」と聞いたとき、涙を流しながら堰を切ったように自分が抱えている不安を打ち明けてくれました。私は手を握り背中をさすって、患者さんが落ち着くまで話を聞くことしかできませんでした。その患者さんが退院するとき、手術室まで私に会いに来てくれました。聞くことしかできなかったと思っていた私に、「傾聴する」大切さと看護師の役割を気づかせてくれた忘れられない患者さんです。毎日、たくさんの患者さんと出会い、たくさんの患者さんから学び、毎日成長できる職業、それが看護師だと思います。皆さんと一緒に看護できる日を楽しみにしています。

ママさんナース

仕事と家庭の両立って大変?

育児休暇中に、社会からの孤立を感じていた私は、育児か?仕事か?ではなく、育児も!仕事も!を選択しました。ズバリ、毎日大変ですが、家族や周囲の方々のサポートもあり、とても充実した日々を過ごしています。また、たくさんの先輩ママさんナース達の存在も、刺激と励みになっています。そして助産師として患者さんに接するとき、妊娠・出産・育児の経験は強みになります。私にとって、仕事も家庭もかけがえのないものです。これからも、家族や仲間に支えられながら、どちらも私らしく頑張りたいです。

香川大学医学部附属病院で働く魅力は?

一人の患者さんが、より良く、その人らしい生活を送れるように、様々な職種が一丸となって、同じゴールに向かって行けることだと思います。大変ではありますが、それが当院で働く醍醐味でもあります。最先端の治療に携われること、研修などスキルアップの体制が整っていることなど、自分自身を看護師、助産師として成長させてくれる環境が整っています。また、子育て中の身としては、休暇制度が充実していることも魅力です。

ママさんナースからメッセージを

私は3人の子どもを育てながら、短時間勤務で働いています。毎日バタバタとあっという間に過ぎてしまい、子どもの笑顔と寝顔に癒されて1日が終わる、そんな日々です。子どもが体調を崩し、急にお休みをいただくこともありますが、病棟の皆さんの温かい理解と協力のおかげで、ママさんナースとして働くことができています。「○○さんのお母さん」ではなく、一人の私として存在できることが嬉しく、私らしく活躍できるこの職場があるからこそ、毎日の家事・育児にも張り合いが出るように思います。これからも母として、助産師として成長していけるように頑張りたいと思います。

メンズナース

メンズナースからメッセージを

現在、消化器外科病棟で勤務しています。1年目の頃は、何も分からず不安が大きかったですが、同期や周りのスタッフに支えられて今があります。診療科の先生方も分からないことがあれば、優しく丁寧に教えてくれます。どうしても女性が多い職場ではありますが、働きづらいなと感じたことはありません。周りのスタッフと日頃からコミュニケーションをとることで、より良い関係性を築くことができると思います。メンズナースならではの力が必要とされる場面もあります。ぜひ当院で一緒に働きましょう。

香川大学医学部附属病院で働く魅力は?

当院のみでしか行われていない手術があり、その術前・術後の看護を行えることに魅力を感じています。また、様々な疾患や治療の患者さんを受け持つことで、自分自身の知識も広がります。

リフレッシュ法は?

適度な睡眠と、自分なりの趣味を見つけて、ストレスを発散しています。

特定認定看護師

特定認定看護師の活動って?

特定看護師は、医師と共に手順書を作成し、手順書をもとに患者さんの状態を把握し、必要な介入を医師の指示を待たずに実施することができます。臨床推論等を用いて、患者さんの現状を把握・評価し、必要な介入を行っています。具体的には人工呼吸器の調整や創部のドレーン抜去、循環作動薬の調整などを行っています。

香川大学医学部附属病院で働く魅力は?

様々な症例から学ぶことができる環境があります。またスペシャリスト、ジェネラリストが豊富で、日々の業務に安心感があります。

特定認定看護師からメッセージを

患者さんの状況を評価し、介入したことに対して、本当にこれで良かったのかと不安になることもあります。しかし、すぐに医師に相談できる環境もあり、常にディスカッションを行いながら活動しています。また理学療法士や薬剤師など多職種とのコミュニケーションをとり、患者さんにとって必要な介入は何かをチームとして考えていくことができる環境が充実しています。皆さん、ぜひ一緒に患者さんのための看護を実践しましょう。

慢性呼吸器疾患看護認定看護師

慢性呼吸器疾患看護認定看護師

私は看護師になってから、呼吸器の病棟で勤務してきました。3年目の時に、呼吸療法認定士という資格があることを知り、呼吸器の解剖・生理や疾患、人工呼吸器の管理など様々な知識を身に付けたいと思い、呼吸療法認定士を受験しました。認定看護師になるまでに、自分の目指している分野の基本的な知識は身に付けておく必要があります。部署内の勉強会やカンファレンスなど、プレゼンテーション方法を身に付けることも大切です。また認定看護師の先輩から、受験のためにどんな勉強をしたのか、どんな参考書が必要なのかなど情報収集も行いました。

認定看護師を目指したきっかけ

呼吸療法認定士の資格は取りましたが、呼吸療法認定士の資格は看護の視点より、医学的な内容や要素が強く、十分に日々の看護に活かせていないと感じることが多かったです。経験を重ねるにつれて、呼吸器疾患看護の理解をさらに深め、看護師としてより専門的に患者さんに関わりたいと思い、認定看護師を目指しました。

リフレッシュ方法は

仕事終わりや休日にお酒を飲むことやマッサージに行くこと、映画を観てゆっくりすることがリフレッシュ方法です

感染管理認定看護師

認定看護師になるために必要なこと

認定看護師の役割には「実践」「指導」「相談」があります。これらの役割を果たすためには、その分野における知識・技術はもちろん大切ですが、知識や技術は認定看護師の教育課程で学べることが多いです。「相談」はコンサルテーションとも言い、看護師としてのコミュニケーションスキルが必要です。認定看護師は、他職種や時には病院外から相談を受けることもあります。まずは、看護師として働く中でコミュニケーションスキルを磨くことが重要だと思います。

認定看護師になったきっかけ

組織横断的に活躍し、皆に頼られている感染管理認定看護師の先輩に憧れたからです。

今から看護師になる方へのメッセージ

私は認定看護師を目指しましたが、看護師にはいろいろな可能性と選択肢があります。ジェネラリストを目指しても、スペシャリストを目指してもいいと思います。自分がなりたい看護師になれるように日々の経験を大切にしてください。

助産師

助産師からのメッセージ(就職を考えている方へ)

助産師として産科病棟で勤務して4年目になります。これまで、助産師としてたくさんの妊産褥婦さんと関わり、出産の場に携わってきました。大学病院ということもあり、様々な疾患を抱える方と関わり、自分の未熟さに悩むことも多いです。しかし、関わったお母さんから「そばに居てくれてよかった」と感謝の言葉をいただけることに、やりがいを感じています。実際に働き始めると、学生の頃に思い描いていた理想とは異なることもありますが、毎日、変わらず新しい命は生まれてきます。大変なこともたくさんありますが、その分、やりがいもあり、素晴らしい仕事だと思います。助産師として、一緒に頑張りたいと思ってくれる方が一人でも増えてくれたらいいなと思っています。

助産師になろうと思ったきっかけ

私は小さい頃から赤ちゃんが好きで、将来は何らかの形で子どもに携われる仕事に就きたいと思っていました。助産師の職業を知ったのは、小学生の頃でしたが、その時に命の誕生に直接関われる助産師は素敵だなと感じました。また、女性として女性の生涯に寄り添い、サポートできることにとても魅力を感じ、助産師を志しました。

フライトナース

フライトナースになろうと思ったきっかけは?

私は入職時より約9年間救命救急で勤務をしています。その中で、もう少し早く対応していれば助かった命や、治療を諦めなければならない状況、後遺症が残ってしまった患者さんを多くみてきました。フライトナースとなり、現場により早く到着することで少しでも多くの患者さんの命を救い、命を救うだけではなく社会復帰へつながる医療・看護を提供していきたいと考え、フライトナースになることを決意しました。また、救急外来で業務する中で、患者家族の不安そうな表情を何度も見てきました。フライトナースとして現場へ向かうことでより早く患者家族と関わり、介入することで患者のみならず、患者家族の不安をいち早く軽減できるような関わりをしていきたいと考えたことも、フライトナースになろうと思ったことのきっかけです。

フライトナースになって良かったことは?

ドクターヘリでは、限られた情報と資源から患者の状態を予測し、迅速に診療の補助や看護することが求められます。また、ドクターヘリ内に搭載された医療機器の故障や、不足物品があると、取替えしのつかないことになってしまいます。患者さんと関わっている時はもちろん、朝の物品・機材チェックの時から緊張は堪えません。そのような緊張感がある中で、ドクターヘリで当院に搬送した患者さんが、元気になり退院される姿をみると達成感ややりがいを感じることができます。

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