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Wind of olive(オリーブの風)

緩和ケアセンター

2020年7月21日

今回は緩和ケアセンター看護師について紹介します。

緩和ケアセンターには、がん看護専門看護師、緩和ケア認定看護師、がん化学療法看護認定看護師がいます。主な役割と活動内容は、患者さんに最適ながん医療と適切な緩和ケアを提供するために、外来でのがんの告知時や、より深刻な病状の説明時に同席し患者さんが医師からの説明を正しく理解し、今後の治療や生き方についてよりよい選択と決定ができるための支援をしています。また、患者さんが安全に治療を受け、安心して自分らしい生活を送ることができるための相談やアドバイスを行っています。病棟では、患者さんの痛みや不安など苦痛の対応について、病棟スタッフから相談を受け、どのような看護が必要なのかを一緒に考え、ケアのアドバイスを行っています。また、つらさを抱える患者さんや家族には、ゆっくりと時間をとって話を聴かせてもらう時間を大切にしています。

看護部ブログ 緩和ケアセンター 写真a.jpg

患者さんや家族が抱える苦痛や問題は多岐にわたり、個別性も高く、どのようなサポートが患者さん家族にとっての最善に繋がるのか悩む場面もたくさんあります。

一方で、患者さんや家族の人生の大切な場面により深く関わらせて頂くことでの学びは多く、感謝の言葉を頂いたり、患者さんが自分らしくいきいきとした表情で過ごされている様子を見ることは看護師としてとてもやりがいや喜びを感じます。 

誰かを支える人は誰かに支えられるべき人でもあり、また、誰かを支えることで自分が支えられていることもたくさんあります。これからも緩和ケアセンター看護師は、コミュニケーションと笑いとチームワークを大切に、一人でも多くの患者さん家族、またスタッフの力になれるよう努めていきたいと思います。

看護師ブログ 緩和ケアセンター 写真①a.jpg

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