肥満・糖尿病が国民病となった現在、香川県の糖尿病受療率は全国で最も高く(平成20年患者調査.厚生労働省),香川県における糖尿病対策は急務です。平成21年より,香川大学医学部附属病院,香川県および香川県医師会を中心とした県内各関連機関と連携して,地域住民の糖尿病患者数の減少と予後の改善を図ることを最終目的とした糖尿病克服プロジェクトチーム「チーム香川」を立ち上げ,糖尿病の克服と健康な生活習慣の提案に取り組んでいます。この事業は,香川大学医学部附属病院が,医療ネットワーク技術と糖尿病関連疾患治療の先導的拠点であることを背景に,かがわ沿革医療ネットワーク(Kagawa Medical Internet eXchange: K-MIX)を活用した「糖尿病地域連携クリティカルパスシステム」の構築を重要課題とします。その中で,我々は住民健康支援タスクのメンバーとして,住民への健康支援や地域住民への糖尿病に関する知識や情報の啓蒙活動を行い,予防意識の向上や医療機関への受診を促すとともに,診療所の協力のもと,糖尿病患者に対する食事・運動支援の実践研究を行っています。
地域の住民を対象に,60分程度の出張教室を行っています。
教室の内容は,糖尿病専門医の講演および健康運動指導士による運動で構成します。
http://www.med.kagawa-u.ac.jp/~dmpath/news/list/2012.7.27.html
http://www.med.kagawa-u.ac.jp/~dmpath/news/list/2012.7.20.html
http://www.med.kagawa-u.ac.jp/~dmpath/news/list/2012.8.23..html
チーム香川のイベントとして,年に1~2回程度の講座を開いています。講座では,運動に関する講演を担当しました。
http://www.med.kagawa-u.ac.jp/~dmpath/news/list/20110123801.html
11月14日の世界糖尿病デーに合わせて,その前後の週末にチーム香川のイベントとして開催しています。イベントでは,体組成や血圧の測定,体力測定等を担当しました。
http://www.med.kagawa-u.ac.jp/~dmpath/news/list/2010111401.html
http://www.med.kagawa-u.ac.jp/~dmpath/news/list/2011.1116.html