香川大学医学部小児科

教育と研修

教育と研修

小児科研修後期(専門医)プログラム

2017年度香川大学小児科専門研修プログラムの公開・募集開始 ⇒


はじめに

香川大学小児科では、後期研修の期間で小児科専門医取得にむけてより専門的かつバランスのとれた研修を目指しています。

小児科研修の全体のながれ

Step 1

小児科の診療に必要な基礎的知識、手技を指導します

 病棟では担当グループの一員となり、診察の基本、鑑別の仕方、検査のすすめかた、治療や治療効果の評価の仕方を学びます。
 カンファレンスやチーム内でのカンファレンスを通して治療方針のたてかたやプレゼンテーションの指導を行います。
 また、時間外の外来診察や救急外来では、上級医とともにファーストタッチを行い、問診や診察、検査や入院が必要かどうかの判断などを学びます。

Step 2

新生児診療を行えるように指導します

 特に小児科医が新生児医療に取り組まなければ、乳児死亡率は減少しないし、後遺症も減少しないと考えています。新生児診療を研修での義務化とし、新生児疾患の鑑別や治療行為が出来るように指導します。

Step 3

サブスペシャリティー領域を指導医とともに学びます

 小児科診療での領域は広範囲であるため、各人が専門的なテーマを持ち、小児科専門医と同時にサブスペシャリテイーとしての専門医が取得できるように指導します。

Step 4

地域医療が行えるよう指導します

 更に地域の小児科医の先生方に協力して頂き、香川県地域での独自の課題解決型教育や臨床実習の枠組みを構築したいと考えています。

目標

 小児科研修後期プログラムでは、研修終了後にSTEP3、STEP4まで習得できるように指導します。
 研修終了後は一人で診断・治療を行い、夜間診療や救急外来にも一人で対応できること、地域の特性を理解した問題解決ができることを目標としています。
 また、研修終了後はサブスペシャリティーの腕を磨く、サブスペシャリティーを探す、研究をする、generalistとして経験を積む、などの選択が可能です。

特色

専攻医1年目(医師免許取得3年目)

香川大学附属病院で研修を行います
  • 一般小児病棟ではcommon diseaseだけではなく、2次、3次救急疾患やサブスペシャリティー領域の疾患を同時に担当し、退院までの流れを継続して学びます
  • 小児科医にとって蘇生、全身管理や成長・発達のはじまりを学ぶことが重要だと考えており、新生児(NICU)研修は最低6か月必須としています
  • 大学院は専攻医1年目から入学可能です


専攻医2年目以降(医師免許取得4年目以降、小児科専門医取得まで)

香川大学附属病院、関連施設で研修を行います
  • 香川県内の関連施設で研修が可能です
  • common diseaseの診断・治療、乳児健診、予防接種が一人で行えるように指導します
  • 相談により島しょ部での研修が可能であり島での地域医療や搬送も学べます
  • 重症心身障害児施設での障がい児医療の研修も可能です


小児科専門医取得以降

サブスペシャリティー領域での専門医・認定医制度があり、当科では以下の専門医・認定医が活躍しています。

  • ☆周産期・新生児医学会周産期(新生児)専門医
  • 日本臨床遺伝専門医
  • ☆小児血液がん専門医
  • ☆がん治療認定医
  • 日本血液学会血液専門医
  • ICD(インフェクションコントロールドクター)認定医
  • 日本アレルギー学会専門医
  • 日本小児神経学会小児神経専門医
  • 日本肝臓学会肝臓専門医
  • 日本消化管学会胃腸科認定医
  • IBCLC(国際認定ラクテーションコンサルタント)
  • ☆日本感染症学会専門医


☆ 印に関しては指導医・教育医がおり、専門的な指導が可能です。また、以下の専門医については当科の研修を受けることで受験資格の取得が可能です。

  • 周産期・新生児医学会周産期(新生児)専門医
  • 小児血液がん専門医
  • がん治療認定医
  • 日本小児神経学会小児神経専門医
  • 日本感染症学会専門医

 相談に応じて国内・国外留学を行い、サブスペシャリティー領域の研修・研究などをサポートしています。

関連施設

研修終了後の進路

注)モデルケースです

研修の一例 ~卒後5年目医師の場合~

当医局では関連施設での研修や大学院進学などの相談に応じながら、一人ひとりの進路決定をサポートしています。ここで、卒後5年目医師がどのような研修を経て進路を決定したかの一例を紹介します。

☆当大学研修初期プログラム終了後、関連施設での研修を経て大学院に入学した卒業後5年目の川本昌平先生の場合です。

  • (2014.4撮影 済生会病院にて)

  • (2015.6撮影 大学病院小児科病棟にて)

女性医師へのサポート

当医局では女性医師へのサポートも行っています。妊娠中・子育て中の勤務時間やキャリアアップについて相談に応じます。多くの女性医師が悩みながら家庭と仕事を両立し、研修を行いました。気軽に何でも相談してください。
また、敷地内にはいちご保育園があります。
いちご保育園の詳細はこちら→


☆結婚・出産後も復帰して大学病院に勤務している卒業後12年目の女性医師にお話を聞きました。

どんな研修をおこないましたか?研修後はどのような勤務をしましたか?
香川大学を卒業したあと、1期生として当院の卒後臨床研修を行いました。卒後2年目で結婚し、小児科に入局後、大学病院や地域の病院で勉強し小児科専門医を取得しました。8年目のときに出産し、育児休暇1年を経て9年目で復帰しました。現在は皆さんのサポートを受けながら小児神経専門医取得を目指して勉強中です。
出産後復帰するにあたって大変だったことはどんなことですか?どんなサポートを受けましたか?
子どもが頻繁に病気をしていたことが大変でした。医局の皆さんにサポートしてもらいお休みをいただいたり、敷地内にある病児保育施設を利用したりしました。また、実家(岡山県)のサポートも受けました。
これから家庭・育児を両立しながら研修・勤務をしたいと考えている女性医師にメッセージをお願いします。
正直なところ、まわりの皆さんのサポートがなければ両立はできなかったと思います。恵まれた環境に感謝しています。そして小児科医にとって子育てはまさに学びの場であり、診療に生かすことができると思っています。私が先輩の女性医師たちから受けてきた、育児・仕事のことでの経験者ならではのアドバイスやサポートを、今後は皆さんの世代に引き継いでいきたいと思っています。是非一緒に頑張りましょう!
  • (2015.7 撮影 小児科外来にて)

最後に

他大学、多施設で初期研修を終えられた先生も歓迎いたします。  一緒にがんばりましょう!

(2015.6撮影)

香川大学医学部小児科での後期研修を希望される方は

香川大学医学部小児科

電話 087-898-5111(代)

メール syounika@kagawa-u.ac.jp

担当 安田(医局長)までご連絡ください。

Home   >   教育と研修   >   小児科研修後期(専門医)プログラム