香川大学医学部小児科

VOICE OF A WORKING DOCTOR

1つの病院だけでなく、
複数の病院で研修させていただけることが
1番の魅力だと思いました。
1つの病院だけでなく、
複数の病院で研修させて
いただけることが
1番の魅力だと思いました。

初期研修小児科プログラム
板東里佳
(2022年度初期研修終了)
出身はどちらですか?
出身も育ちも香川県です。中学から大学まで吹奏楽、オーケストラ部に入って部活ばかりしていました。
大学進学では県外にでることも考えましたが、近くに両親がいる環境で1人暮らしもさせてもらい、勉強にも趣味にも集中できたので結果的に香川大学でよかったと思っています。
なぜ小児科コースを選んだのですか?
高校生の時点で子どもと関わる職業に就きたいと思っていたので、将来は小児科医になりたいと考えていました。大学生になり授業や実習で香川大学小児科の先生方とお話ししてみて、医局の雰囲気のよさや先生方の人柄も感じられ、将来ここで働きたいなと思い小児科コースに決めました。
大学病院の小児科コースを選んでよかった点はなんですか?

1つの病院だけでなく、複数の病院で研修させていただけることが1番の魅力だと思いました。私は初期研修期間の2年間で大学病院のほかに2つの病院の小児科でも研修させてもらいました。大学病院では長期入院の子どもたちや非常に珍しい疾患の子どもたちが入院していました。チームで日々話し合いながら治療方針を決めており毎日初めて知ることばかりで刺激的な研修ができました。
外の病院では小児でよくみる発熱、咳や鼻水、腹痛などの初診外来を担当させてもらいました。大学とはまた違った研修で、最初は緊張していましたがその都度先生方からアドバイスをいただき、重症な疾患を見逃さないためのポイントや、患者さんやその保護者とのコミュニケーションスキルを身につけることができました。
また外の病院にいる間も大学で行われる勉強会や講習会がある際は大学病院の先生からお声掛けいただき、専門分野の勉強の機会もありました。それも小児科コースの大きな利点だと感じました。
今後はどのようなキャリアパスを考えていますか?

小児科には新生児分野、循環器、消化器、血液、腎臓、内分泌代謝、アレルギーなど様々なサブスペシャリティーがあります。どの分野も魅力があり、わたしはまだ専門分野に関しては迷っていますが、まずはどの分野にも興味を持って学んでいきたいと考えています。
香川大学の小児科は国内・海外留学にも積極的に取り組んでいます。わたしも将来専門医を取得した後は専門分野の勉強のために留学にもチャレンジしてみたいと思っています。
また、女性の先生の割合もほかの診療科と比較しても多く、結婚、出産に伴うライフステージの変化にあった働き方ができる職場だと思います。今後先輩方に相談しながら、プライベートもキャリアアップも充実できるような働き方を考えていきたいです。