香川大学医学部小児科

VOICE OF A WORKING DOCTOR

希望サブスペシャリティーが配慮された
プログラムを組んでいただきました。
いろんな希望に柔軟に対応する医局なので安心です。
希望サブスペシャリティーが配慮されたプログラムを組んでいただきました。
いろんな希望に柔軟に対応する医局なので安心です

横田崇之先生
(2021年度後期研修終了)
なぜ当科の後期研修プログラムを選ばれたのですか?
後期研修プログラムをどこで始めるか考えた際、もともと岡山出身だったこともあり地元に戻るかどうかは悩みました。初期研修は出身大学である香川大学の初期研修、まんでがんプログラムをとっていました。まんでがんの初期研修2年間のうち1年4ヶ月は小児科(うち1年は大学病院)をとったので、香川大学の小児科医局は後期研修前からホームみたいな安心感がありました。研修医2年目で香川県出身の方と結婚したため、香川県の方の人柄の良さをよく知っていたこと、そして県内どこへ行くのも車で1時間以内という関連病院に行きやすいコンパクトな土地という点が家庭を守っていく上で魅力的でした。また、小児血液腫瘍に興味がありサブスペシャリティーを取得するために大学病院での研修が最適だというのも選んだ理由でした。
専門医を習得するまでの過程でどのようなことを学びましたか?
子どもに信頼してもらうのはとても難しいことだと学びました。採血ひとつ失敗すれば信頼はだだ下がりです。採血・点滴の手技を練習し、病気を分かりやすく説明するための知識を学び、毎日病室に足を運んでお話をする。こうした日々の積み重ねが、自分の大きな力となっています。専門医試験に合格しても、子どもに信頼されないお医者さんは小児科医ではないと思います。初心を忘れずこれからもこどもファーストで頑張りたいと思います。
当科の後期研修プログラムの良かった点はなんですか?

各専門分野の先生方との垣根が非常に低く、かつ丁寧に教えていただけるので初めて診る疾患でも困らずに研修できました。また、血液腫瘍疾患の集まる大学病院での研修を重点的にさせていただき、希望のサブスペシャリティーにも配慮されたプログラムを組むことができました。小児科専門医の取得に必要な論文の指導に関しても丁寧に指導をしていただき後期研修の1年目で投稿できたため、余裕が持てました。
今後はどのようなキャリアパスを考えていますか?
まずは小児血液がん専門医取得を目指しています。この分野での臨床経験としてはまだまだなので、症例の集まる施設への国内留学も検討しています。こうした希望にも柔軟に対応していただける医局なので安心できます。また、大学院での研究も熱心に指導して頂いているので、早く博士号が取れるよう頑張りたいです。臨床と研究の両立も大変ですが、家庭とのバランスも考えながらキャリア形成をしていこうと思います。