2025年12月22日更新

福家典子先生が筆頭著者の症例報告「臍帯血移植後に発症しrituximabが奏功したEBV陰性移植後リンパ増殖性疾患の小児例」が、日本造血・免疫細胞療法学会雑誌に掲載されました。
本症例では、臍帯血移植後に、血液検査（EBV-DNA）が陰性ながらも下痢や体重減少から「移植後リンパ増殖性疾患（PTLD）」を発症した小児例を報告しました 。検査数値が正常でも早期の内視鏡検査が重要であり、本症例ではリツキシマブ投与により良好な経過が得られました。

福家 典子, 近藤 園子, 横田 崇之, 近藤 健夫, 西庄 佐恵, 岩瀬 孝志, 石川 亮, 岡田 仁, 日下 隆
臍帯血移植後に発症しrituximabが奏功したEBV陰性移植後リンパ増殖性疾患の小児例　2025 年 14 巻 4 号 p. 259-263