研修者感想文

病理診断科・病理部で研修された方々の声をお届けします!

キナシ大林病院 吉永

香川大学医学部附属病院病理診断科・病理部での研修
(研修期間 2011年8月~2011年12月)

自施設では、検体の種類や材料が限られており、その上試験対策として勉強できる陽性症例の標本も少ないため、日常の仕事を終えてから香川大学病理診断科・病理部にお邪魔し、標本を見させていただいていました。実習には快く承諾していただき、また、周りには質問したら(しなくても?)熱心に教えてくれる先輩方がおられること、そして、同じように受験する仲間がいたことが大変励みになりました。夜遅くまでお付き合いいただいたことや、差し入れをいただいたこともありました。このような実習の機会を与えていただいたことに大変感謝しています。このような機会が無ければ試験合格への道のりはまだまだ長かったかもしれません。まだまだ一人前になれない細胞検査士ですが、受験前からお世話になった諸先輩方にも頼りながら、日々精進していきたいと思います。

キナシ大林病院 Y.I

香川大学医学部附属病院病理診断科・病理部での研修
(研修期間 2011年8月~2011年12月)

当院は細胞診の症例数が少なく、試験勉強の標本に困っていたところ、香川大学医学部病理部の検査士さんに声を掛けて頂き、標本を鏡顕させてもらうことになりました。香川大学病理診断科・病理部で、実技試験用のスクリーニング標本、同定標本を数多く準備して頂き、夜遅くまで鏡顕に付き合ってもらってありがとうございました。試験のアドバイスや標本の解説をしてもらい大変勉強になりました。また、他の施設からも同じ目的で勉強しに来られている方もいて、横の繋がりができたと思います。試験前に頂いたカツサンドごちそうさまでした。

高松平和病院 横山 智子

香川大学医学部附属病院病理診断科・病理部での研修
(研修期間 2011年4月~2012年12月)

私は細胞検査士資格認定試験に受験3年目で合格しました。やっとの思いで手にした勝利ですが、細胞検査士の先輩方の熱心なご指導なしにはこの合格はありませんでした。私は長い長い受験生活の多くを香川大学医学部附属病院 病理診断科・病理部で過ごしました。ありがたいことに、他病院の職員である私を資格取得のためにと温かく受け入れてくださいました。平日は仕事が終わってから日付が変わる直前まで、そして土日も朝から晩まで鏡検させていただきました。試験直前1ヶ月間は毎日たくさんの標本を見る時間を与えていただきました。私の勤めている病院にも多くの細胞診標本がありますが、検体の種類に偏りがあります。しかし、大学病院は検体数と種類が豊富で症例の数も群を抜いて多いです。教科書にしか載っていないような滅多にお目にかかれない症例もあるので、まるで宝物を見ているような気持ちになり、ただただ驚くばかりです。香川大学医学部附属病院 病理部には若手からベテランまで幅広い年齢層の細胞検査士がいらっしゃいます。それぞれの先輩から鏡検のコツを丁寧に教えていただき、たくさんの知識を身に付けることができました。そして、敷地内には商品の充実した売店と某大手カフェチェーン店もあり、勉強疲れを癒してくれます。

まさに至れり尽くせり!!香川県の細胞検査士を目指す受験生の強い見方です。香川大学医学部附属病院 病理部の皆様には心から感謝しています。

四国細胞病理センター 大隣 愛

香川大学での研修に参加して
(研修期間 2012年10月~2012年12月)

細胞検査士認定試験の2次試験を受験するにあたり、香川大学の病理検査室で細胞診の標本を見せていただきました。初めて2次試験を受験したときは、ほとんど自分の施設の標本を見て臨みましたが、勉強期間が短かったこともあり、残念ながら不合格となってしまいました。2度目の受験の際は、先輩のアドバイスにより香川大学での研修に参加し、同じく2次試験を受験する技師の方々とともに、勉強をさせていただきました。大学では、平日の夜と、土日も検査室をあけていただき、時間の許す限り標本を見せていただきました。大学には、婦人科・呼吸器・泌尿器・消化器など、分野ごとに症例が分けて保存されており、私の施設にはない骨・軟部腫瘍などの貴重な症例もあり、大変勉強になりました。また、当日の試験のように、スクリーニング問題形式で線が引かれた標本や、同定試験形式の標本があり、時間を測りながら鏡検を行うことができました。一通り症例を見せていただいた後、わからない症例はディスカッション顕微鏡を使ってほかの受験生と相談したり、細胞検査士の先輩に教えていただきました。時には試験勉強で疲れた時もありましたが、同じ環境で頑張っているみんなの姿を見て刺激を受けることで、より一層頑張ることができました。このような環境で勉強をすることができ、2次試験は無事合格することができました。最後になりましたが、研修の場を提供していただいた香川大学医学部附属病院病理診断科・病理部の方々、ご指導いただいた細胞検査士の先輩の方々に深く感謝いたします。これからもご指導、ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。

香川大学医学部腫瘍病理学 中野 裕子

香川大学附属病院病理診断科・病理部での細胞診研修
(研修期間 2012年8月~2012年12月)

2012年12月に無事、細胞検査士認定試験に合格できました、香川大学腫瘍病理学の中野です。病理診断科・病理部の方々には、試験対策を含め、何かとお世話になっています。病理診断科・病理部での細胞診研修では、やはり大学病院ということもあり、貴重症例や普段あまり携わらない分野の標本を見る機会をいただけました。特に、認定試験では、教科書の写真でしか見たことのない疾患の標本が出題されることもあります。試験勉強の際は、アトラス等の写真での勉強はもちろんしますが、やはり一度自分の目で見た症例は印象に残るものです。そのため、この研修を受けさせていただいたことにより、幅広い分野の標本で勉強させていただくことができました。私個人としましては、特に甲状腺、脳神経系、軟部腫瘍等の標本はとても参考にさせていただきました。

また、併せて病理診断科・病理部の方々が抽出してくださったスクリーニング用の標本にも大変お世話になりました。試験本番と同じような形で勉強ができ、スクリーニングのスピードアップに役立たせていただきました。

最後になりましたが、大変貴重な症例を私たち受験生の勉強にと、病理部での研修を御快諾いただきました、羽場先生をはじめ病理診断科・病理部のスタッフの方々には大変お世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。細胞検査士になって1年がたちましたが、まだまだ経験不足は否めません。今後とも、勉強会、セミナー等も通しまして、ご指導ご鞭撻いただければと思います。

香川県総合健診協会 日野

香川大学附属病院病理診断科・病理部での細胞診研修
(研修期間 2013年4月~2013年12月)

香川大学医学部附属病院病理診断科・病理部へはH25年の4月から12月の二次試験が終わるまで研修に来させていただきました。
香川大学では二次試験用に同定問題、スクリーニング問題を数セット用意してあったり、部門ごとに陰性、陽性標本をセットしてあったりと勉強しやすい環境が整っていました。また、質問もしやすい環境というのも良かったです。

なかでも、ディスカッション用の顕微鏡にて鏡検時のポイントや自分のスクリーニングの癖などを教えていただいたのが、自分としてはとても勉強になりました。最後に、香川大学の方々には就業時間外にもかかわらず、遅くまで付き合っていただき指導ありがとうございました。

高松市民病院 村口

香川大学附属病院病理診断科・病理部での細胞診研修
(研修期間 2013年6月~2013年12月)

私は、火・木曜の勤務後、研修させていただきました。病理診断科・病理部は、検体も豊富で勉強しやすく、疑問点はスタッフの方々が親切に指導していただくことで、解決していくことができました。約半年間の研修でしたが、とても充実していました。病理診断科・病理部の皆様、本当にありがとうございました。

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