HOME > 診療案内 > 肥厚性瘢痕やケロイドの治療

診療案内

肥厚性瘢痕やケロイドの治療

ケガや手術がもとになり、皮膚に「きずあと」が生じる場合があります。こうした「きずあと」がひきつれる感覚は好ましいものではありませんし、何より整容的に好ましくありません。香川大学病院においては、形成外科と美容外科の技術を駆使することにより、「きずあと」を少しでも目立たなくする治療に取り組んでおります。「きずあと」の治療には健康保険を使用することができないと考えられている方も多くおいでになりますが、整容的に大きな問題になるきずあとや、「ひきつれ」が強いきずあとの治療には健康保険を適用することができます。

治療の具体例

症例1

婦人科手術により腹部に生じた「きずあと」の治療です。キズにかかる緊張が少なくなるようにデザインを工夫して縫い直し、目立たない状態にすることができました。

図1:術前の状態

図2:手術のデザイン

図3:術直後の状態

図4:術後1年の状態

症例2

交通事故により前額部に生じた瘢痕です。深い「しわ」になっている部分を切除し、工夫して縫い直すことにより、目立ちにくくすることができました。

図1:術前の状態

図2:術後の状態

図3:術後1年の状態

症例3

図1:治療前

図2:治療後

スポーツ中の事故によって生じた顔面のキズアトです。やはり工夫してキズを縫い直し、かつレーザー治療を併用することによって目立たない状態にすることができました。

このように、形成外科的な技術を駆使することにより、キズアトやひきつれの治療を行っております。お悩みの方はぜひ、香川大学病院形成外科をご受診ください。

pagetop