一般診療の他に、治験外来を担当しています。治験で扱う治療は未来の標準治療となる可能性を秘めています。新規治療をいち早く香川県のみなさんにお届けしたいと思います!
学内講師
加藤 琢磨
Takuma Kato
香川大学の関連病院にて透析療法・腹腔鏡手術・ロボット手術などたくさんのことを学ばしていただき、2017年4月より復学しました。
私の所属する香川大学 泌尿器科は泌尿器がん、特に前立腺がん診療にかけては国内トップクラスの教室です。前立腺がん監視療法の国際共同研究であるPRIAS(プライアス)の日本事務局を香川大学が担当させていただいております。PSA(腫瘍マーカー)の普及による前立腺がんの早期発見は根治の可能性を高めますが、一方で過剰診断・過剰治療が問題となります。監視療法はそのような問題の解決の一助となり得る診療です。早期前立腺癌の患者さまのご協力のもと、国内の多数の大学・病院の先生方と共に前立腺がん監視療法の日本独自のエビデンスを世界に向けて発信していきたいと思います。
出身大学 |
香川大学(2003年卒) |
専門分野 |
- 泌尿器科一般
- 腹腔鏡手術・ロボット手術
- 前立腺癌(監視療法)
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資格 |
- 日本泌尿器科学会 専門医
- 日本泌尿器科学会 指導医
- 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
- 卒後臨床研修指導医
- 日本透析医学会専門医
- 日本移植学会 移植認定医
- 日本泌尿器内視鏡学会腹腔鏡技術認定医
- ロボット手術認定医
- 泌尿器科ロボット支援手術プロクター
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研究テーマ |
- 監視療法における新規バイオマーカーの探索(Phi, S2,3PSA%)
- 人工知能による監視療法参加者の生検病理検体の解析
- 循環腫瘍細胞の新規検出システムの開発
- 泌尿器癌の浸潤転移機構
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経歴 |
平成15年3月 |
香川医科大学医学部卒業 |
平成15年5月 |
香川医科大学医学部泌尿器科入局 |
平成17年4月 |
川島病院泌尿器科医員 |
平成18年4月 |
キナシ大林病院泌尿器科医員 |
平成18年7月 |
国立病院機構京都医療センター泌尿器科医員 |
平成20年4月 |
坂出市立病院泌尿器科医員 |
平成22年4月 |
香川大学医学部附属病院泌尿器科病院助教 |
平成24年4月 |
香川大学医学部附属病院泌尿器科助教 |
平成24年4月 |
香川大学医学部組織細胞生物学教室にて基礎研究に従事 |
平成26年4月 |
倉敷中央病院 泌尿器科 副医長 |
平成27年4月 |
倉敷中央病院 泌尿器科 医長 |
平成26年12月 |
医学博士取得(医学博士(香川大学博甲第598号) |
平成29年4月 |
香川大学医学部附属病院泌尿器科助教 |
令和3年10月 |
香川大学医学部泌尿器科学 学内講師 |
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